このページの本文へ
ページの先頭です。

3 凍結含浸やわらか食の安全性の追求

印刷用ページを表示する掲載日2019年11月27日

介護食で重要なのは軟らかさだけではありません。
凍結含浸やわらか食では,見た目の良さ,軟らかさ,栄養成分保持に加え,咀嚼嚥下時の食べやすさや飲み込みやすさを追求しました。

咀嚼時に食材内の水分が離水するのを防ぐ離水防止技術を開発しました。
未糊化デンプンを分散させた酵素液を含浸し,加熱酵素失活時に食材内水分とともに糊化することで,食材内の水分にトロミが付き,食塊と一緒にまとまりやすくすることができました。

離水を防止したタケノコ

また,凍結含浸やわらか食の食事提供にあたって,安全に飲み込めるかどうかを事前に検査できるように,酵素とともに造影剤を含浸した凍結含浸やわらか造影検査食も開発しました。
造影検査(VF検査)で患者の咀嚼嚥下時の安全性を確認することができます。

造影検査用やわらかレンコン

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

おすすめコンテンツ

凍結含浸法ガイドブック表紙凍結含浸法ガイドブック(第6版)ができました!
上の画像をクリックすると,ダウンロードできます。