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「自画撮り被害」にあわないために

印刷用ページを表示する掲載日2024年9月26日

「自画撮り」の危険性

  • 「自画撮り被害」とは、だまされたり脅されたりして、自分の裸などの写真を撮影させられ、送らされる被害のことです。被害に遭う児童・生徒は、後を絶たない状況です。
  • 撮影した写真や動画は、ひとたびネット上に流出すると、不特定多数の人に繰り返しコピーされ、削除することは困難です。求められても、絶対に送ってはいけません。

広島県自画撮り被害防止啓発資料 (PDFファイル)(2.17MB)

 自画撮りおもて 自画撮りうら

自画撮り被害の現状

自画撮り被害に遭った児童生徒の数は、全国で毎年500人以上と多くの被害が出ています。
学職別の割合では、中学生が半分以上を占め、高校生が約3割、小学生が約1割となっています。

自画撮り被害に遭った児童の推移

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自画撮り被害に遭った児童の学職別割合(令和5年)

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 出典:警察庁「令和5年における少年非行、児童虐待 及び子供の性被害の状況 」(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/syonen.html)を基に県民活動課作成 

ご存知ですか?こうして被害にあっています

(事例1)ゲームで遊んでいると思ったら…

 9歳の女の子が、小中学生に人気のゲームアプリで仲良くなった小学6年生の女の子から、体型の悩みを相談された。やりとりをするうちに「あなたの体も見せて」とお願いされ、自分の裸の写真を送ってしまった。

 さらに、小学6年生の女の子だと思っていた相手は、実際は成人男性だった。

ゲームアプリのメッセージ機能(チャット)を通じて、被害に遭うケースもあるので、要注意!

(事例2)同級生に頼まれて…

 女子高校生が、同級生の男子高校生に「絶対誰にも見せない」などと頼まれ、断り切れず、自分の裸の動画を送信させられた。

 その男子高校生は、自分のスマホに動画を保存するとともに、LINEのグループに送信し、他の同級生も見られるようにした。最終的に動画がネット上に拡散されて収拾がつかなくなってしまった。

友人や交際相手など信頼している相手であっても、流出・拡散する危険性があるので、要注意!

保護者のみなさんへ

 子供を被害者にも加害者にもしないために、子供のスマホの使い方に関心を持って見守り、必要な対策をとってください。

子供を守るために必ず取り組んでほしいこと

  • 親子でルールを一緒に作ってください
ネットの利便性だけではなく、自画撮り被害を始めとするネットやSns利用の危険性や問題点について、
保護者もよく知っておく必要があります。
その上で、親子で話し合い、子供が納得し、守ることができるルールづくりを行うことが大切です。
  • フィルタリングなどを利用し、ペアレンタルコントロールを行いましょう
ペアレンタルコントロール:保護者が子供のスマホやタブレットなどの利用状況を把握して管理すること

Snsを通じて被害に遭った子供たちの約9割フィルタリングサービスを利用していませんでした(警察庁「令和5年における少年非行、児童虐待及び子供の性被害の状況」より)

携帯電話会社等が提供するフィルタリングサービスを使用したり、
スマートフォンやパソコン等の機器本体の機能制限を設定するなど、
子供が不適切なサイトやアプリを使用してトラブルに巻き込まれることがないよう対策をとりましょう。
また、子供に頼まれても安易にフィルタリングを外さないようにしましょう。
詳しくはこちらへ
青少年のインターネット適正利用について~インターネットの危険からお子様を守るために~

広島県警フィルタリング利用啓発資料『こどもを守る!フィルタリング』 (PDFファイル)(1.22MB)

うう ええ

スマホを使う子供に必ず伝えてほしいこと

  • 自分の裸や下着姿の写真は撮らないで!
自分で送信するつもりはなくても、スマホやSdカードの紛失、誤送信等により流出する可能性があります。
自分が「恥ずかしい」と思う姿は、絶対に撮影しないようにしましょう。
  • 裸などの写真や動画は誰に対しても送信しないで!
Snsなどで知り合った相手だけでなく、交際相手や友人等の親しい相手であっても、
写真や動画がネット上に流出する危険性があります。
裸や下着姿などは誰に対しても絶対に送らないようにしましょう。
  • ネットで知り合った人を簡単に信用しないで!なりすましている危険があります!
Snsやダイレクトメッセージだけでは、相手がどのような人間なのか分かりません。
あなたがやり取りしている相手は、名前、年齢、性別などなりすましかもしれません。
相手を信じて会ったり、裸等の画像を送らないこと、誹謗中傷や嫌がらせなどのトラブルを避けるためにも、
自分の名前や住所、学校などの個人情報を伝えないようにしましょう。
  • 困ったときは相談を!
裸の画像を送ってしまったり、送るよう要求されたりしたときは、
一人で悩まず家族や周りの大人に相談してください。
そして、できるだけ早くお近くの警察署又は下記の相談窓口に相談しましょう。

相談窓口

ヤングテレホン広島 ☎082-228-3993 ※24時間365日受付

◆最寄りの警察署 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/ps-index.html

24時間子供Sosダイヤル ☎0120‐0‐78310

性被害ワンストップセンターひろしま ☎無料ダイヤル #8891※NTTひかりから無料ダイヤルをご利用の際は 0120-8891-77 へおかけください。)

子どもの人権110番 ☎0120-007-110

◆子どもの人権Sos-eメール https://www.jinken.go.jp/soudan/Pc_Ch/0101.html

◆一般社団法人セ―ファーインターネット協会 https://www.safe-line.jp/against-rvp/

◆インターネット・ホットラインセンター https://www.internethotline.jp/

◆違法・有害情報相談センター https://www.ihaho.jp/

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