成年年齢引き下げ

「18歳から大人」

今年4月、成年年齢が18歳に引き下げられました。18歳の誕生日を迎えると、保護者の同意がなくても、自分の意思で様々な契約ができます。成年年齢の引き下げにより、何がどう変わるのか、どのような影響があるのか、家族で考えてみませんか。

トラブルの危険も

この4月に県内の消費生活相談窓口に寄せられた18歳、19歳からの相談件数を16歳、17歳と比べると、例年の約2倍から3.5倍に増加し、トラブルに遭いやすい状況になったと考えられます。成年年齢の引き下げにより、何がどう変わるのか、どのような影響があるのか、心配に思っている親御さんも多いのではないでしょうか。この機会に、親子で消費者トラブルについて考えてみましょう。

問い合わせ件数増加グラフ

契約について知っておきたいこと

契約にはさまざまなルールがあります。安易に契約をしてトラブルに巻き込まれないよう、事例を参考に契約について理解をしましょう。

ダイエットサプリ詐欺

SNSの広告を見て、ダイエットサプリをお試しで購入。その後頼んだ覚えのない2回目が発送され、確認をすると定期購入になっていた
→ネット通販は特に、最終確認画面で契約内容・解約条件をしっかり確認し、契約の際は事業者に連絡した記録(メール)を残すようにしましょう。

オンラインカジノ詐欺

SNSで知り合った人から、海外のオンラインカジノを人に紹介すると報酬を貰えるというネットワークビジネスを勧誘された。「必ず儲かる、すぐに返済できる」と言われ、登録料として25万円カード決済したが、全く儲からない。
→きちんとした情報を見極めて、怪しいものには手を出さないようにしましょう。また、クレジットカードでの高額決済や借金をしてまで契約をしないようにしましょう。クレジットカードは無理のない範囲で支払い計画を立てて利用しましょう。

高3◯✕クイズ!

17歳と18歳でできることが変わる!?
下のボタンからクイズに答えて確認してみましょう。

困ったときは、まず相談しましょう

消費者トラブルの解決のためには、できるだけ早く相談することが大切です。困ったときは一人で悩まず、気軽に相談をしましょう。

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