演習:「学習プログラムの作成」
講師:岡山大学大学院 准教授 熊谷愼之輔
支援者:福山市南部生涯学習センター 生涯学習センター主事 三宅予枝子
福山市北部生涯学習センター 生涯学習センター主事 中水和美
※テーマとモデル市町 Aグループ:「防災教育」(福山市),Bグループ:「青少年教育」(尾道市生口島)
○シートB(個別学習計画)のリデザイン(10時10分~11時30分)
○シートC(各回の計画)の作成(11時30分~14時30分)
シートCでは,シートBで作成した連続講座の中から,一つの回を選び出し,その回の計画を立てました。
この演習では,第3回のシートBのリデザインの続きを行いました。各自で相互評価をもとにリデザインを行い,それをもとに協議しました。初めのころと比べ,各班とも活発に意見が出るようになりました。また,支援者からのアドバイスもリデザインにたいへん効果がありました。
さらに,シートCの作成では,準備物や会場図,1回の流れをより細かく考え作成していきました。
シートC(様式)はこちらから (PDFファイル)(44KB)
「シートBとシートCの発表」
○発表
各グループで考えた学習プログラムを発表しました。リデザインで前回より改善されたところ(シートB)と連続講座の中から選んだ回の計画(シートC)を各グループ内で割り当て発表しました。
どちらの内容も前回の相互評価を受け,改善されたものになっていました。シートCでは,会場図や準備物など細かいところまで考えられたものになっていました。
○助言
各グループの発表のあと,質疑応答と支援者,講師から助言を頂きました。支援者からは,「イメージを膨らませて学習プログラムをつくり上げていく」「地域を知り,地域の素材をどのようにして事業につなげていくのかを常に意識する」等の助言を頂きました。
講師の熊谷先生からは,どちらのグループも子どもを対象としたプログラムであったことから,子どもを対象とした学習プログラムを考える場合の留意点について,具体的事例を通して,助言を頂きました。「子どもをお客さんにしない」「子どもの取組みの成果を地域に還元する」「子どもたちに企画の段階から参画させ,達成感を持たせる」「取組を継続させる」等,今後の事業にいかせるポイントを多数頂きました。
○研修を受けるまでイメージできなかった社会教育がイメージしやすくなりました。
○一つの企画をつくるには,自分の意見だけでなく,議論を重ねて違う意見を取り入れることが大切だと感じました。
○グループで何か一つのものをつくり上げる達成感はなにものにも変えれない貴重な体験となりました。
○今後,プログラムをつくる際にこのネットワークがいかせるのはもちろんだが,困ったときに相談できる仲間ができてよかったです。
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