平成26年7月15日(火曜日)10時00分~16時30分 広島県情報プラザ第3研修室
「地域の学習課題やニーズの把握・分析,企画立案について」
講師:香川大学生涯学習教育研究センター センター長・教授 清國祐二
生涯学習振興・社会教育行政を推進していく上で,どのような施策が求められるのか,地域の学習課題やニーズの把握・分析,施策の企画立案に関わる基本的な視点や新しい考え方について,「第2期教育振興基本計画」等を踏まえながら,演習を交えて詳しく御指導いただきました。
特に,「公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム」の事業採択に係る審査委員の経験を踏まえた的確なアドバイスからは,審査の現場の雰囲気が伝わってきて,「そこまで厳しく事業内容を精査し,先進的な取組を企画することが求められるのか。」と,受講者全員が身が引き締まる思いをしたのではないでしょうか。
また,講師から,ネットワーク型行政(縦割り行政からの脱却)と言われるが,実際にはそれほど横の連携はとれていないのではないか,「地域の多様な主体との協働」が行政課題となっているが,それらがどのような活動をしているのかを案外知らないのではないか,生涯学習振興・社会教育関係職員として私たちは力を付けているのか,さらに,行政の力を高めるための努力をしているのか,と言った現状を冷静に捉えた御指摘をいただき,大いに刺激を受けることができました。
「施策・事業の目的や目標の設定について」
【Aグループ】
講師:香川大学生涯学習教育研究センター センター長・教授 清國祐二
支援者:広島県立生涯学習センター 社会教育主事 松田愛子
【Bグループ】
講師:広島県立生涯学習センター 生涯学習推進マネージャー 志々田まなみ
支援者:広島県立生涯学習センター 社会教育主事 寺川博人
個人演習では,これまでの講義や前回の個人演習で行った自らの自治体の現状分析結果等を踏まえ,洗い出された地域課題の解決に有効な施策・事業の具体的な内容を検討していきました。
(今年度の個人演習は,文部科学省の「公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム」の考え方をベースに,担当地域における現代的課題の解決に資する施策を各自で立案・発表することを目指しています。)
2グループに分かれ,講師や支援者の助言を得ながら,「事業計画書」の作成を進めることができました。
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