生涯学習課に配属となり,生涯学習,社会教育とは何なのか。もやもやしたまま一か月を経ったころ,この研修会に参加させていただきました。
研修では,今なぜ生涯学習の振興が大切で重要であるのか,私たち生涯学習に携わる者はどうするべきなのか様々な観点から学び,また多くの先輩方からの実践を伺うことができました。
グループワークでの学習プログラム作成は,意見を出し合い完成した時には達成感と共に,これから自分が何をすべきなのか見えてきたことがこの研修に参加した一番の成果でした。皆さんも是非参加して 生涯学習振興の大切さと共に楽しさを見つけてください。
坂町教育委員会生涯学習課文化振興係長 増木梨江(職名は受講時のもの)
「事業評価シート」
生涯学習行政の現場から5年離れている間に,教育基本法が改正され生涯学習の今日的意義が大きく変わっていた。中教審答申を読みこなそうと書籍を買い求めたが,一人での学習の限界を感じていた。そんな時,上級研修があるということを聞き,「これはチャンス」と,すぐに参加を申し込んだ。
上級研修は,参加型の演習と最先端の生涯学習の講義を聞けるスタイルになっている。
講義では,書籍には書かれていない最新の知識を得ることができる。参加型の演習では,他市町の状況を聞いたり,生涯学習についてお互いに語ったりすることで意識の共有化が図れた。やはり,生涯学習は,一人ではなくコミュニケーションを通して自分が磨かれていくものだと感じた。
上級研修は,知識を得,仲間を得,自分を磨く貴重な時間となるであろう。
廿日市市教育委員会教育部
生涯学習課生涯学習係長 社会教育主事 山本和夫(職名は受講時のもの)
自分自身を磨く方法には何があるでしょうか?仕事のモチベーションを高めるには何が必要でしょうか?今進んでいる方向は果たして人々に幸せをもたらすのでしょうか?それを確認できる場としての研修の役割がクローズアップされています。
さまざまな疑問へのヒントは研修の中にちりばめられていますが,答を導くのは他でもない,みなさん自身です。大きく様変わりしている社会においてこそ,フェイストゥフェイスの関係ができる研修への参加が重要です。みなさんと研修でお会いできることを心待ちにしています。
香川大学生涯学習教育研究センター長 教授 清國祐二