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平成30年度広島県公民館等職員研修会 研修報告

日時・場所

〈西部会場〉 平成30年11月28日(水曜日) 10時00分~15時30分 大竹市総合市民会館

〈東部会場〉 平成30年11月29日(木曜日) 10時00分~15時30分 庄原市ふれあいセンター

 研修内容(西部会場72名 東部会場83名)

開会行事(10時00分~10時30分) 

あいさつ
広島県立生涯学習センター振興課長 毛利 洋子(西部会場)
広島県立生涯学習センター所長 加藤 浩司(東部会場)

  所長あいさつ  課長あいさつ

行政説明
「ひろしまの土砂災害を知る・学ぶ・伝える~防災の取組に関する県の支援について~」
広島県土木建築局砂防課 主査 新田 勉(西部会場)
広島県土木建築局砂防課 参事 石丸 光晴(東部会場)

  砂防課  砂防課2  パネル 

   広島県立生涯学習センター所長(振興課長)のあいさつの後,広島県土木建築局砂防課職員が「ひろしまの土砂災害を知る・学ぶ・伝える~防災の取組に関する県の支援について~」の話をしました。平成30年7月豪雨災害も踏まえて,広島県の土砂災害危険個所について写真や数値を示したり,災害が起こるメカニズムについて映像等で分かりやすく説明したりしました。また,学校や公民館と連携して災害伝承の取組を行っている事例を紹介し,公民館等を拠点とした防災の取組を推進すると共に,県も積極的に支援していくことを話しました。

講演(10時30分~12時00分)

 演題
 「学びを通じた地域づくりの推進に果たす公民館等の役割」
 講師
 文教大学人間科学部人間科学科 准教授 青山 鉄兵 

 青山先生1 青山先生2 青山先生3 青山先生4

 講演では,人と地域をつなぐ公民館の役割について,全国各地の事例も踏まえながら講義をしていただきました。公民館には,人づくりと地域づくりの循環を生み出す役割が期待されていることや,職員には「コーディネーター」や「ファシリテーター」としての役割が期待されていることについて,社会の背景を踏まえながら説明していただきました。また,公民館事業に地域づくりの視点をどう組み込むかについて,講座の具体を示しながら説明していただきました。
 講演中には,参加者がスマートフォンから投稿した意見や感想が,リアルタイムでスクリーンに表示され,これまでにない新しい形での講演になりました。

分科会(13時00分~15時30分) 

  講義・演習を通して,生涯学習・社会教育に関する重要なポイントを学ぶことで,学習の企画・立案,広報紙作成のコツ,人や情報のコーディネートなどの取組の中心的な役割を担う公民館等職員としての専門性の向上を図ることをねらいとして,「地域づくりのための学習プログラム」「地域づくりのための広報」「地域づくりのための学びの場とコーディネート」という3つの分科会を行いました。

第1分科会「地域づくりのための学習プログラム」

目標
  地域課題を踏まえた学習プログラムの作成ポイント等について学び,学習プログラムをリデザインする力を身に付ける。

グループ演習支援者(西部会場):広島市宇品公民館 公民館専門員 松井 牧子
グループ演習支援者(西部会場):広島市南観音公民館 公民館専門員 竹本 綾子
グループ演習支援者(西部会場):廿日市市串戸市民センター 事務職員 東 恵美
グループ演習支援者(西部会場):府中町府中南公民館 副館長 砂崎 綾美
グループ演習支援者(西部会場):海田町海田東公民館 副館長 仁井 さやか
グループ演習支援者(東部会場):尾道市土堂公民館 館長 松本 三佐子
グループ演習支援者(東部会場):三次市地域振興部地域振興課 主事 桝 秀輝
グループ演習支援者(東部会場):庄原市上高自治振興区 事務局長 林 美千恵
グループ演習支援者(東部会場):庄原市西城自治振興区 事務員 寺川 大真
グループ演習支援者(東部会場):神石高原町神石協働支援センター 事務局員 茨木 広子
コーディネーター:広島県立生涯学習センター 主任 齋藤 裕磨

 分科会1 分科会1-2  分科会1-3  分科会1-4

 【講義】
 「学習プログラム開発で大切なこと3つ」では,学習プログラムを開発する上で複数あるポイントを確認しました。また,学習プログラムをチェックするための点検シートも紹介し,リデザインの視点を示しました。
  【演習1】
 「おしい!学習プログラム」では,事前に用意しておいた明らかにおかしいプログラム(家庭教育支援・高齢者教育・青少年育成)について,各テーブルでグループ演習支援者が説明をし,リデザインを行いました。
  【演習2】
 講義や演習1で学んだリデザインの視点をもとに,各自で持ち寄った学習プログラムを紹介し合いながら,これまでの成果や課題について交流しました。

第2分科会「地域づくりのための広報」

目標
  公民館だよりや講座チラシの作成ポイント等について学び,広報活動を通じた地域づくりの在り方について考える。
実践事例発表者:広島市中央公民館 館長 岡田 真次
コーディネーター:広島県立生涯学習センター 社会教育主事 濱本 篤史

  分科会2-1  分科会2-2  分科会2-3  分科会2-4
 【講義】
 社会教育における広報活動の役割について,その目的や機能,意義等について講義を行いました。
 【実践発表】
 毎月発行されている広報紙について,その作成のポイントや発信や収集で気を付けていること等について,発表していただきました。
 【演習】
 それぞれが持ち寄った公民館だよりや講座チラシ等を見ながら,気付きや改善点について,グループで交流しました。
 

第3分科会「地域づくりのための学びの場とコーディネート」

目標
 地域づくりにつながる公民館等の実践について意見や情報を交流し,学びの場をコーディネートする公民館等の在り方を考える。
実践事例発表者:大竹市玖波公民館 社会教育指導員 河内 ひとみ
コーディネーター(西部会場):広島市湯来西公民館 主事 山本 倫代
コーディネーター(東部会場):福山市まちづくり推進部人権・生涯学習課 社会教育主事 田中 久雄
コーディネーター:広島県立生涯学習センター 社会教育主事 松田 愛子

 分科会3-1  分科会3-2 分科会3-3  分科会3-4
  【講義】
 人づくり地域づくりのための拠点としての公民館の役割について「知る・参加する」「自分が考える・行動する」「地域に参画する」の視点から,住民へのアプローチの仕方について講義を行いました。
 【実践発表】
 学びを活かす取組について,住民の横のつながりを構築していくことや地域課題を住民と共に考え解決していくこと,地域の人がまちを元気にする活動へつなげていくことについて取組をもとに発表していただきました。
 【演習】
 「人が集まりたくなる新しい公民館の作り方」をテーマに,ワールド・カフェという手法を用いて,グループセッションを行い,意見交流を行いました。

平成30年度島県公民館等職員研修会 アンケート集計結果はこちらから (PDFファイル)(99KB)

 

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