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平成26年度第1回放課後子供教室コーディネーター等研修会報告

 研修内容(受講者 24名)

日時・会場

平成26年11月17日(月)10:00~16:00 三原市本郷生涯学習センター 研修室1・2

開会行事・オリエンテーション(10:00~10:30)

開会挨拶:広島県立生涯学習センター 所長 服部 哲彰

開会行事
  開会行事終了後,オリエンテーションとして,参加型の研修で大切にしたい視点をお伝えし,グループ内で自己紹介をし合うアイスブレイクを行いました。いろいろな市町からの参加でしたが,皆さん,すぐに打ち解けて時間が足りなくなるくらい話が盛り上がりました。

講義(10:30~12:00) 

 「子どもの自立を促す体験活動の実際」
講師: NPO法人ひろしまレクリエーション協会 副会長 山野 節子

 講義・演習(1) 講義・演習(2)
  前半は,「ひとりで」「二人以上で」「野外で」「集いでのゲーム」などのキーワードをもとに参加者の皆さんといろいろな遊びの種類を挙げていく中で,それぞれの遊びの指導のポイントだけでなく,子供が興味を抱くような投げかけをすること,子供に選択する幅をもたせること,子供を自然と親しませる中で科学的な芽を養うこと,子供自身により活動を進化発展させるよう導くことなどの重要性についての話を聞かせていただきました。同じ活動でも展開次第で,子供の成長は大きく変わるということを教えていただきました。
 後半は,実際に参加者の皆さんでいろいろな遊びを体験する中で,子供に関わる者としての心構えや,指導者としての役割についても指導していただきました。終始,明るく楽しい雰囲気で研修が進められ,会場が参加者の皆さんの笑顔で一杯になりました。

事例発表(13:00~13:40)

東広島市
  発表者:東広島市御薗宇放課後子供教室【スマイル】 コーディネーター 寺尾 憲子
安芸太田町
  発表者:安芸太田町教育委員会生涯学習課 主任 河本 尚志

 事例発表 東広島市 事例発表 安芸太田町
 東広島市からは,「地域の子供は,地域で育てる」という考えのもと,地域の教育力を活用した体験活動を計画的に行っている取組について聞かせていただきました。子供たちに日々の振り返りを大切にさせる,活動の様子をお迎え時に保護者に見ていただく,定期的にスタッフ会議を持つなどの取組の工夫も具体的に聞かせていただきました。
  安芸太田町からは,教育委員会が中心となって進める放課後子供対策についての取組を聞かせていただきました。そして,町内にある戸河内放課後子ども教室の事例を中心に,シニアクラブ,女性会,ゲートボール協会など,地域の各種団体との連携協力により,体験活動を充実させている取組内容について聞かせていただきました。
  いずれの取組も,「地域との連携の仕方が参考になりました」「具体的な話が聞けてよかったです。教室の運営に生かしたいです」などの感想があり,参加者の方々にとって大きな参考となりました。

 演習(13:50~15:45)

「実践交流」
コーディネーター:NPO法人ひろしまレクリエーション協会 副所長 山野 節子
実践交流(1) 実践交流(2)

実践交流(3) 実践交流(4)
  この演習は,講師の山野先生にコーディネーターを務めていただきました。5つのグループに分かれて,各教室の取組紹介と,意見交換を行いました。
 各教室の取組紹介では,事前に提出していただいた資料をもとに,おすすめの体験活動について交流し,各教室の「良いところ」や「課題」について話し合いました。中には教室での製作物を持参された方もおられ,より具体的な実践交流を行うことができました。課題解決の方法についても活発な話し合いが行われ,明日からの教室運営に展望のもてる意見交換となりました。
 その後,各グループで話したことを,模造紙に書いて発表していただき,全体で共有しました。
 山野先生のコーディネートのもと,これまでの教室での取組を振り返りながら,普段はなかなか交流できない他教室の関係者の方と交流することで,充実した時間となりました。

閉会行事(15:45~16:00) 

受講者からの評価 

受講者振り返りアンケートの結果はこちらから (PDFファイル)(299KB)

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