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新型コロナウイルス感染者の体験談

印刷用ページを表示する掲載日2021年11月1日

新型コロナ罹患者リアルボイス

新型コロナウイルス感染症に罹患された広島県民の方々が、「あんな思いは二度としたくない。みなさんにもしてほしくない」と、ご自身の体験を語ってくださいました。

コロナ感染患者のイメージ画像

​30代の女性Aさんの場合は、ご主人が職場で濃厚接触者になってから、家族4人が次々に家庭内感染しました。自身の陽性が判明したときは、正直なところ「やっぱりな」と思ったそうです。もともと希望していたワクチン接種の予約がなかなか取れず、そうこうしている間に感染してしまったことが悔やまれました。

最初に感染したご主人は、すぐホテル療養を指示されましたが、次に感染したAさんは、39度の熱があるなか子どもたちの世話をするために自宅療養を余儀なくされました。「解熱剤を飲んでも3日間は熱が下がらず、寝られなくて本当にしんどかったです」とAさん。やがて子どもたちも陽性になり、親子でホテル療養をすることに。その間、Aさんの熱は下がったものの咳が止まらず、匂いと味を感じなくなりました。療養期間を終えてから味覚と嗅覚は徐々にもどり、2カ月経った今は後遺症もなく過ごしています。

「家庭内感染を防ぐのは本当に難しいです。小さいお子さんがいる家庭なら、なおさらです。それでもリスクを減らすには、手洗い、換気、マスク、ワクチン接種など、できることをしっかりやるしかないと思います。私自身、2年以上帰省できていませんが、いつかまた自由に行き来できる当たり前の日常がくることを願っています」。そう語るAさんは、夫婦そろってワクチン接種の予約をしたそうです。

コロナ感染患者のイメージ画像

20代の男性Bさんの場合は、陽性という知らせを受けて「まさか自分が」と驚いたそうです。日頃から職場でもプライベートでも感染症対策は徹底していたつもりだったので、熱が出たときは風邪だと思っていました。念のためにPCR検査を受けたところ、感染したことが判明して、すぐにホテル療養を指示されました。Bさんはひとり暮らしで、実家の家族がみんなワクチン接種を終えていたことは安心でした。自分がうつしてしまう可能性は低いだろうと思ったからです。

「味覚と嗅覚がなくなって、とにかく体がだるかったです。これまで経験したことのない倦怠感でした」とBさん。味も匂いも感じないまま療養期間を終えたので、一生このままなのかもしれないという不安に襲われました。その症状は2週間くらいで回復しましたが、後遺症の怖さを実感した日々でした。

「感染者が増えているニュースを他人事のように見ていた自分が、当事者になるとは思ってもいませんでした。気をつけていても感染する可能性はあります。後遺症に悩まされる人が少しでもいなくなるように、みなさんにも今できることをしてほしいと思います」と語るBさんは、すでに大規模接種会場で1回目のワクチン接種を終えたそうです。

10代の方の体験談 (2件)

(その1) 10代・女性

感染が判明したときの心境は?
「まさか自分が!?」と思いました。テレビでコロナ関連の放送を見ても、どこか他人事だと思っていたところもあったので、陽性になったときは衝撃を受けました。

どのような症状が表れましたか?
軽症と診断されましたが、咳が止まらないし、息苦しくてしんどかったです。また、感染してから少し経って、味覚と嗅覚がなくなりました。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
やっと学校に行けると思いました。

ワクチンを接種したいと思いますか?
接種したいです。家族全員でPCR検査を受けたのですが、ワクチンを接種していた者はみんな陰性だったので、少しは効果があるのかなと思ったからです。

県民の方々へのメッセージ
コロナに感染してあらためて、人に恵まれているなと思うと同時に、いろいろな意味で怖いと思いました。学校の先生や友達に心配をかけ、保健所の方にも電話で対処していただき、たくさんの人に迷惑をかけてしまいました。でも、みんなとても優しくて、あたたかな言葉をかけてもらったので安心して療養ができ、学校にも復帰できそうです。私も、コロナにかかった人の心のケアができるような人間になりたいと思います。

(その2) 10代・女性

感染が判明したときの心境は?
まったく症状がなく、感染しているという自覚はありませんでした。家族が陽性になったときは症状が出ていたので、無症状の場合もあるのだと驚きました。

どのような症状が表れましたか?
憶測ですが、窓が開けられなかったので喉の調子が悪くなったような気がします。痰が詰まったりしましたが、看護師さんのアドバイスで改善することができました。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
後遺症はなく、体のだるさもありません。健康体だと思います。

ワクチンを接種したいと思いますか?
接種したいです。1回感染しても、また感染する可能性は拭えないし、家族にうつしてしまうかもしれないからです。

県民の方々へのメッセージ
無症状の人も、マスクや手洗い、うがいなどの基本的な対策で感染を防げると思うので、絶対にしてほしい。「マスクは周りからの感染を防ぐためにするのではなく、自分から周りにうつすのを防ぐためにする」という意識を常に持ってもらいたいです。

20代の方の体験談 (3件)

(その1) 20代・女性

感染が判明したときの心境は?
まさか自分がかかるとは思っていませんでした。

どのような症状が表れましたか?
インフルエンザよりもしんどくて、今までで一番しんどかったです。夜も寝られなくて、嘔吐もありました。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
ようやく家族に会えるのでうれしいです。

ワクチンを接種したいと思いますか?
少しでも症状が軽くなるなら接種したいです。

県民の方々へのメッセージ
最低でも、緊急事態宣言が出ているときは遊びに行かないように。同世代の人は、構わず遊びに行っているようですが、もしものことを考えて行動してください。私は、看護師さんにとても助けられました。電話の声を聞くだけでも安心しました。本当に感謝しかないです。

(その2) 20代・男性

感染が判明したときの心境は?
心当たりはなかったものの、症状からして嫌な予感はしていました。それなりに対策はしていたのですが、どこかに詰めが甘いところがあったのかもしれません。

どのような症状が表れましたか?
症状が長引いたり、突然出たりするのがしんどいなと思いました。発熱して数日間は、解熱剤を飲まなければ38度を超えるし、少し下がっても37.5度前後の微熱が何日も続いて、1週間くらいしてようやく平熱まで下がりました。最初は多少咳が出る程度でしたが、微熱レベルになったと思ったら喉が痛くなり、味覚と嗅覚がなくなりました。正直、治ってきているのか、ひどくなっているのか、よく分かりませんでした。狭い部屋から出られないこともあり、精神的にもしんどかったです。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
普通に生活できるレベルとはいえ、完全に回復するのにどのくらいかかるのか、突然悪化することはないのか、不安な気持ちはあります。今のところ味覚と嗅覚はほぼない状態です。

ワクチンを接種したいと思いますか?
接種したいです。もともと、そのうち接種しようと思っていたのですが、予約や2回も接種しないといけないのが面倒だし、普段の生活スタイルからして感染リスクはかなり低いと思っていました。それでも感染してしまったので、体調が落ち着いたら予約しようと思っています。

県民の方々へのメッセージ
ひとり暮らしでフルリモート、買い物以外の用事での外出なし、外出時は不織布マスクをつけ、人と会わず外食もせず帰省もせず、帰宅後は入浴までしていても、なるときはなります。

(その3) 20代・女性

感染が判明したときの心境は?
絶対おかしいと思っていたので、陽性と聞いたときは「やっぱりそうか」と思いました。逆に陰性だったらどうしようと思っていたので、ちゃんと陽性反応が出たので安心しました。

どのような症状が表れましたか?
最初は体の中に熱がこもって、体外に熱が出ない感じ。夜になると、いきなり39度の高熱になりました。しかも、熱の出かたが明らかにおかしくて、短時間で上がったり下がったり振り幅がすごかったです。全身筋肉痛のような感じで、歯も痛かった。食欲も全くなく、吐き気がとにかくしんどくて、何もする気にならずベッドの上で横になっていました。熱が下がると咳が出はじめて、味覚と嗅覚もなくなりました。いまだに食欲がないし、食べる喜びを忘れました。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
会社に行きたくない。申し訳ない。友達と遊びたいけど、またコロナになるのが怖いから、もう誰にも会えないという気持ちです。熱は下がったけれど、体のだるさ、たまに吐き気、やる気が出ないなどの倦怠感は続いているので、仕事に集中できるか不安です。

ワクチンを接種したいと思いますか?
接種したいです。ワクチン未接種の私と友人はコロナになり、ワクチンを2回接種した友人たちはコロナになっていないので、やはりワクチンは打つべきだと思います。

県民の方々へのメッセージ
身をもって実感しないと、コロナのしんどさは分からないかもしれません。なりたくないならワクチンを打つか、仕事以外で家から出るべきじゃない。家族と同居している人は、家族にも迷惑がかかるので、遊びたくても我慢して感染拡大を止める行動をしてください。

30代の方の体験談 (2件)

(その1) 30代・女性

感染が判明したときの心境は?
陽性の可能性が高いと思っていました。

どのような症状が表れましたか?
熱が37度から39度まで上がりました。3日ぐらいで熱は下がり、食欲もあったので大丈夫かなと思っていましたが、4日目頃から、めまい、息切れがしはじめ、とても不安でした。不安が大きくなるほど、苦しさも増して恐怖を感じました。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
まだホテル療養中です。味覚嗅覚はなく、咳などの症状が治るのか、後遺症が不安です。

ワクチンを接種したいと思いますか?
また感染する可能性があるので、受けようと考えています。ただ、副反応はやはり怖いです。

県民の方々へのメッセージ
コロナ禍で自粛が長く続き、私自身どこか気が緩んでいたのかもしれません。実際に感染してみて、恐怖や家族の大切さを感じ、甘く見てはいけないなと痛感しました。まずは感染しないこと。そしてうつさないこと。対策や予防は徹底しなければいけないと思いました。

(その2) 30代・女性

感染が判明したときの心境は?
いつもの風邪とは違う感じだったので、「おかしいな」と思っていました。

どのような症状が表れましたか?
入所して2日後ぐらいに、咳、熱、味覚嗅覚障害が出てきました。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
味覚嗅覚障害はまだ治っていませんが、家に帰ることができるのはうれしいです。

ワクチンを接種したいと思いますか?
同じような症状になりたくないので、接種したいです。

40代の方の体験談 (3件)

(その1) 40代・男性

感染が判明したときの心境は?
朝に急な発熱があったのですが、まさかコロナとは思っていませんでした。1回目のワクチン接種も終わっていたので、なおさらです。

どのような症状が表れましたか?
発熱、喉のイガイガ感と、炎症によって痰が緑色になりました。私は、インフルエンザにかかったときのほうが、熱が下がりませんでした。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
まだ安心とは言えないので、マスクをして密を避けながら、様子を見て行こうと思います。

ワクチンを接種したいと思いますか?
1回接種済みですが、感染者を減らす意味でも接種しないとダメだと思っています。

県民の方々へのメッセージ
ワクチン接種率を100%にしていかないと、コロナは終息しないと思います。安心した生活を求めるなら、ぜひ協力していただきたいと思います。

(その2) 40代・女性

感染が判明したときの心境は?
家庭内に味覚障害の症状が出た者がいましたし、倦怠感があったので「やっぱり」と思いました。

どのような症状が表れましたか?
インフルエンザのような体の痛み、倦怠感があり、嗅覚と味覚がなくなりました。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
仕事に復帰することへの不安があります。味覚と嗅覚がいつ完全にもどるのか、他の後遺症が出るのかどうかが心配です。

ワクチンを接種したいと思いますか?
接種したいです。家庭内で4人感染しましたが、ワクチンを2回接種していた者だけが、味覚嗅覚障害が出ていないからです。

県民の方々へのメッセージ
後遺症がここまでひどいウイルスは、やっぱり風邪とは違います。

(その3) 40代・女性

感染が判明したときの心境は?
熱もすぐ下がったため、陰性だと思っていました。陽性と分かって、職場に迷惑をかけることが心配になりました。いつ感染したのか分からず、自分の行動が不安になり、多くの人を疑ってしまいました。風邪だと思っていたので、友人の声かけがなければ検査を受けていなかったかもしれません。

どのような症状が表れましたか?
感染して4日間くらいは、体にこもる熱が異常だと思いましたが、1週間過ぎた頃から味覚がおかしくなり一気に不安になりました。結果、味覚ではなく嗅覚障害だと気づきましたが、食欲がなくなり痩せていくことが心配で怖かったです。ただ、ホテル療養でしたので、管理してくださる方がみなさん優しく、親身な対応で頑張ることができました。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
「なぜ感染したかではなく、広げない行動をとったことがよかったんだよ」と励ましてくれる友人がいたことや、フォローをしてくれた職場の人たちに救われました。嗅覚障害は2週間続いていますが、ゆっくり治していきたいと思っています。職場復帰した際は、周りが不安だろうと思い、保健所から大丈夫だと言われたことを伝えましたが、説得力があったかどうかは不明です。感染者の復帰について、もっと認知されるといいと思います。

ワクチンを接種したいと思いますか?
迷っています。ワクチン接種と陰性・陽性の関連や副反応についての不安がまだあります。

県民の方々へのメッセージ
どこで感染してもおかしくない状況だと思います。まずは広げない行為がいかに責任あることか、それを伝えることが大事ではないでしょうか。感染者に対する接し方を、みんながもっと認識できるようになれば、検査をすることも怖くないと思います。私は療養中の関係者の対応と、職場復帰してからの周りの対応に感謝しかありません。

50代の方の体験談 (3件)

(その1) 50代・男性

感染が判明したときの心境は?
エアコンで寝冷えして、喉が痛いのだと思っていました。

どのような症状が表れましたか?
昼間は平熱で、夜になると熱が上がりました。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
咳がまだ治っていません。

ワクチンを接種したいと思いますか?
1回接種済みです。2回目の前に感染しましたが、1回打っていたので軽い症状で済んだと思っています。

(その2) 50代・女性

感染が判明したときの心境は?
なぜ感染したのか分からず、「自分の感染症対策が甘かったのか?」と自問自答しました。外出もしないで、職場と家の往復だけだったので、納得いきませんでした。

どのような症状が表れましたか?
無症状でした。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
ずっと自分を責め続ける日々です。

ワクチンを接種したいと思いますか?
職域接種があったので、すでに2回接種済みです。

県民の方々へのメッセージ
命があったからこんなことも言えるのですが、やはり世間が怖かったです。新聞にも書かれて情けない思いをしました。なりたくてなったわけではないです。

(その3) 50代・男性

感染が判明したときの心境は?
職場の同僚が陽性になり、PCR検査を受けて陽性だという連絡がありました。ソーシャルディスタンスやマスク着用などの対策をしていたので、びっくりしました。

どのような症状が表れましたか?
発熱して8日間、38度から39度の高熱が続き、最初の5日目までは食事も取れず水分のみ。頭痛と喉の痛みもありました。やっと熱は下がりましたが、体力がもどるまでにはかなりの時間がかかりそうです。こんなにしんどい思いは、経験したことがありません。

療養期間を終えた今の体調や気持ちは?
体のだるさと体力の低下が不安で、職場復帰してからの周りの目も、コロナ差別や偏見などがあるのではないかと不安です。

ワクチンを接種したいと思いますか?
もう二度と感染したくないので、接種したいです。

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