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感染状況に応じた早期対応【R3.7.21会見】

印刷用ページを表示する掲載日2021年7月22日

7月15日の会見でもあった「感染状況に応じた早期対応の明確化」について7月21日に会見を行いました。

  • 段階1(早期警戒段階)では、県外の感染状況に基づき注意喚起等を徹底していきます。
  • 段階2(警戒段階)では、県内の感染状況の立ち上がりを把握する指標として設定し、医療提供体制等の強化やさらなる注意喚起を行います。
  • 段階3(行動制限実施)では、速やかな行動制限により早期に収束を図ります。

会見スライド
感染状況に応じた早期対応 (PDFファイル)(2.22MB)

知事発言要旨 (PDFファイル)(108KB)

報道機関からの質疑応答

目次
感染状況に応じた早期対応 [早期警戒段階の目安(段階1)現在の状況(早期警戒段階)警戒段階の目安(段階2)行動制限実施の目安(段階3)]
早期対策で期待する効果
段階ごとの対応策
早期対応まとめ
PCR検査体制の強化
県民、事業者の皆様へのお願い
ワクチンの接種状況

感染状況に応じた早期対応

これまでの感染拡大に関するデータを分析し、様々な視点から検討したところ、行動制限も含めた種々の対策のタイミングについて明確化しておく必要があると考えています。

早期警戒段階(段階1):注意喚起等を徹底していきます。
警戒段階(段階2):早期に県内の感染拡大の立ち上がりを把握し、PCR検査体制等の強化や、さらなる注意喚起を行います。
行動制限実施(段階3):速やかな行動制限により早期に収束を図る。

過去のデータを踏まえ、対策実施タイミングの目安を定める

早期警戒段階の目安(段階1)

過去の感染拡大においては、感染拡大地域との往来の活発化により、県内でも感染が拡大するという現象が見られています。先週の広島大学田中先生の発表にもありましたが、このことは、ウイルスゲノム解析の結果からも強く支持されていると考えます。とりわけ、東京都と大阪府の感染拡大から、数週間後には本県でも感染拡大が起こっています。

そこで、東京都及び大阪府の感染状況や、広島県への人流を基に、広島県の立ち上がりの予兆を、キャッチする指標を設定します。

他県の感染状況と広島県の関係 広島県の立ち上がりの予兆

先ほどの感染状況及び広島県への人流を、考慮した指標において1に達すると、早期警戒段階とします。過去の感染拡大時では、この県外流入指標が1を超えてから、広島県の感染状況が概ね3週間後に、警戒基準値4を超えています。

広島県の立ち上がりの予兆

現在の状況(早期警戒段階)

県外流入指標の推移

7月14日に1を超え、7月17日時点では、1.6に達しています。県外流入指標が1を超え、概ね3週間後に感染拡大していく傾向があります。

現在の指標の推移

直近の県外流入

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が実施されている地域を含め、感染拡大地域から広島県への人流は増加しています。
※1.紫は過去7日間10万人あたりの新規感染者数が25人以上の地域
※2.赤は15人以上25人未満の地域
※3.黄色:10人以上15人未満の地域

直近の県外人流

感染拡大地域からの人流を抑える

現在、すでに県外流入指標1を超えています。この段階で重要なのは、感染拡大地域からの人流を抑えることですが実際には増えている状況です。

県として、「感染拡大地域へ、行かない、呼ばない」とお願いしているところです。特に人の行き来の多くなるこれからの夏休みシーズンは、原則、感染拡大地域へは行かないでください。家族や友達を呼ばないようお願いします。

現在の状況

県内の人流

5月17日から7月18日までの概ね2か月における県内の人流のグラフです。

昼間の県内のグラフから、直近では高い水準を維持していることがわかります。夜の県内の人流のグラフからも直近では、高い水準を維持していることがわかります。

県内人流(昼間) 県内人流(夜間)

警戒段階の目安(段階2)

県内の感染者について、約7割を広島市の感染者が占めているということがわかっており、広島市の感染状況に特に注目する必要があると考えています。また、広島市の感染状況が、県全体の感染状況に、先立って拡大する傾向がみられることから、広島市の感染状況を、県内の感染状況の立ち上がりを把握する指標として設定します。

県全体に占める広島市の感染者数 広島県と広島市の感染状況の関係

広島市の直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が、4人に達すると警戒段階とします。過去の感染拡大時では、この指標が4人を超えてから概ね2から4週間後に県全体の感染状況が10人を超えています。

段階2:警戒段階の目安

行動制限実施の目安(段階3)

「公表日時点の感染状況」と「実際の感染状況の差」

直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数は、公表日を基準日として算出しており青色のグラフです。一方で、感染日から公表日まで、概ね9日を要しており、実際の感染状況はオレンジのグラフになります。

つまり、感染が拡大しているときは、公表日を基準とした感染状況に比べ、実際の感染状況が悪化しているということがわかります。そこで、本県では実際の感染状況を基に、集中対策を始めたいと考えています。

過去の感染状況を確認すると、公表日を基準日とした、直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が、行動制限実施の目安としている10人でも、現在進行形の感染状況はステージ4目安値相当となっています。そのため、これまでよりも早いタイミングで、集中対策を実施する必要があると考えています。

実際の感染状況と公表日の感染状況 実際の感染状況

今までの感染拡大では、公表日を基準日とした感染状況が20人程度で、集中対策を開始してきました。今後は、行動制限実施の目安としては、公表日を基準日とした感染状況ではなく、実際の感染状況が20人程度で、集中対策を実施したいと考えています。 

実際の感染状況が20人程度というと、過去の状況だと、公表日を基準日とした感染状況では10人となります。そこで、公表日ベースの10人を目安として集中対策を開始します。

実際には、公表日ベースで県全体の直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が10人を超え、さらに継続して拡大すると判断できるときに、ただちに本部員会議を開催し集中対策を実施します。さらに、県全体の直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が15人程度になる日から、感染状況を考慮した上で、営業時間短縮要請等の強い措置を実施します。

段階3:行動制限実施の目安

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早期対策で期待する効果

これまでの対策タイミングよりも早い段階で行動制限等の対策を行うことで、実際の対策期間を短縮することができ、その波における総感染者数も減少できると、考えています。例えば、この図のオレンジのレベルで対策を開始する場合に比べ、紫のレベルで対策を開始する場合では、早く対策を終了することができます。また、感染者を減少させることができます。

これまでも感染状況が一定以上悪化した際には、行動制限を含めた対策を実施してきましたが、対策タイミングを早めるとともに、そのタイミングを明確にしておく部分が新たな試みとなります。

早期対策による早期収束

早期対策で期待する効果として、対策期間の短縮と、総感染者数の減少をあげています。

1つ目の効果である対策期間を短縮することにより、県民のみなさまに行動制限をお願いする期間をできるだけ短くし、少しでも早く日常を取り戻していきたいと考えています。 また、経営環境が悪化している中で、営業時間短縮要請などにご協力いただいている事業者のみなさまへの営業時間短縮要請等の期間も、少しでも短くしていきたいと考えています。さらに、県の新型コロナウイルス感染症対策に要する費用を抑制できると考えています。

2つ目の効果であるその波の総感染者数を減少することによって、県民のみなさまが新型コロナウイルス感染症によって、重症化などになることを、少しでも減らしたいと考えています。 また、1年以上新型コロナウイルス感染症業務に携わっている、医療従事者の方々を始めとした、すべての方々のご負担を、少しでも軽減していきたいと考えています。さらに、一般医療への負荷を軽減することで、県民のみなさまが適切な医療を受けられる体制を維持したいと考えています。

早期対策で期待する効果

短縮期間の試算

直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が10人で対策を開始する場合、20人で対策する場合と比べて、14日程度、集中対策期間を短縮することができると期待しています。

早期対策の効果試算(短縮期間)

総感染者数の試算

直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が10人で対策を開始する場合、20人で対策する場合と比べて、約3,000人、割合にして、55%程度、減少させることができると考えています。また、感染者数が減少することで、重症者数や死亡者数を減少できると、期待しています。

早期対策の効果試算(総感染者数)

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段階ごとの対応策

早期警戒段階では、県民の皆様へ県外往来などに関する強い注意喚起を発信していきます。

警戒段階では、PCR検査体制の強化や、積極的疫学調査、医療機関でのPCR検査の徹底に向けた、関係機関への要請、県民や事業者のみなさまへの感染対策の徹底を要請します。行動制限実施の段階3では、ただちに集中対策を開始し、広島県の直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が15程度になる日から、感染状況を考慮した上で営業時間短縮要請等の強い措置を実施します。

段階ごとの対応策

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早期対応まとめ

県外流入指標1を超えると、早期警戒段階とし注意喚起等を徹底していきます。

広島市の直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が4人を超えると、警戒段階としPCR検査体制等の強化やさらなる注意喚起を行います。

さらに、広島県の直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が10人を超えると、行動制限実施の段階として、ただちに集中対策を開始します。また、広島県の直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が15程度になる日から、感染状況を考慮した上で営業時間短縮要請等の強い措置を実施します。

感染状況に応じた早期対応

現在(7月21日)は早期警戒段階を経て、警戒段階となっています。

県外からの流入を抑えていくことに加えて、感染の種を徹底的につんでいくことを目的に、感染者の早期捕捉と遮断を徹底します。そのため、積極的疫学調査、医療機関でのPCR検査、PCRセンター等での検査の3つが大事になります。

県としては、積極的疫学調査や医療機関でのPCR検査の徹底に向けて改めて現状をご説明し、関係機関に要請を行ったところです。また、これまで行っている事業所PCRで積極的疫学調査よりもさらに広い範囲で検査を行います。さらに、県民向け、帰省者向けに臨時スポットやPCRセンターで検査を実施しています。PCR臨時スポットの追加設置も実施します。

警戒段階 感染者の早期捕捉と遮断

繰り返しになりますが、現在は県外流入指標が1を超えており、広島市の直近1週間の人口10万人あたりの新規報告者数が4人を超えていることから警戒段階になります。

このまま上昇傾向が続くと、8月上旬には行動制限を実施しなければいけない可能性があります。ここで何としても、行動制限実施の段階に達する前に感染拡大を抑える必要があります。

そのためには、県民、事業者のみなさま一人一人の行動がより一層重要になってきます。

現在の段階

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PCR検査体制の強化

県内の居住者及び就業者、やむを得ない事情により帰省等された県外の方を対象に、7月22日から8月31日まで、福山駅前で、予約なしで、無料で検査を行うこととします。(受検方法: 検査キット受け取り、自宅で唾液採取、後日検体を提出)

感染拡大地域からの往来は控えるようお願いしているところですが、家庭の事情や仕事などやむを得ない事情で来られる方は、広島への帰省者向けの事前検査や、広島駅、空港、小谷サービスエリア、そして福山駅前での検査を積極的に受けてください。

福山駅前PCR臨時スポットの追加

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県民、事業者の皆様へのお願い

これからの夏休みシーズンでのお願いです。

  • 感染拡大地域へは行かないでください。
  • 家族や友達を呼ばないでください。
  • やむをえない事情があって、広島に来られる家族や知り合いがいれば PCR検査を勧めてください。
  • 基本的な感染対策を徹底してください。

警戒段階の今は全員で徹底しないと効果はありません。ついこの間行動制限が解けたのに「またか」と思われるでしょう。しかし、今はまだ行動制限を防げる可能性が十分にあります。行動制限をしないで済むように、今回は全員で食い止めましょう。

警戒段階 県民,事業者の皆様へ

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ワクチンの接種状況

市町別の高齢者の接種状況(7月15日現在)

下の図は、市町別のワクチンの接種状況です。高齢者の接種については、県全体で1回目が約80%、2回目が約53%が完了している状況です。

ワクチンの接種状況(高齢者)

全人口の接種状況(7月15日現在)

県全体では、1回目が約26%、2回目が約16%が完了している状況となります。こちらに、VRSに入力されていない医療従事者の接種を追加しますと、県全体で1回目が約31%、2回目が約20% 完了したこととなります。また、この市町別の接種状況につきましては、今後、1週間に1度のペースでホームページに掲載していきますのでご確認ください。

これから、本格的に一般接種が始まります。希望される方に早く接種いただけるよう、引き続き市町と連携してまいります。

ワクチンの接種状況(全人口)

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