令和６年度市町の歯周病検診（健康増進事業）に係る調査結果について
本県では、令和６年３月に策定した「第３次広島県歯と口腔の健康づくり推進計画」において、成人期の歯周病対策を重点取組とし、歯の喪失防止、糖尿病等の生活習慣病の予防・改善を図り、健康寿命の延伸を図っています。
この取り組みの一環として、県内の歯周病有病率や、全身疾患との関連性等を把握し、県民へ周知するため、県内市町で令和６年度に実施された歯周病検診結果の集計を行い、令和４年度、令和５年度の集計結果と比較しました。
１ 調査概要
（１） 調査対象
県内23市町（回答市町：令和４年度 22市町 令和５年度 22市町 令和６年度 22市町）
（２） 調査対象項目
広島県歯科医師会の「歯科健康診断票」の項目に基づいて作成した調査様式により、各市町に対し歯周病検診結果の調査を行った。
２ 主な調査結果
県内受診者数と受診率
令和４年度 受診者数 19,104人（対象者数199,694人） 受診率 9.6％
令和５年度 受診者数 18,824人（対象者数198,020人） 受診率 9.5％
令和６年度 受診者数 21,715人（対象者数237,263人） 受診率 9.2％
一人平均現在歯数
歯周ポケットと年齢の関係
歯周ポケットと疾患等の関係
○歯周ポケットが深い人は、歯周ポケットが健全な人に比べて糖尿病等の割合が高い。
○歯周ポケットが健全な人は、歯周ポケットが深い人に比べて疾患なしの割合が高い。
○自らの歯周ポケットの状態を知り、治療へ繋げるためにも、歯周病検診を受診することが重要である。
その他調査結果については、以下の添付資料のとおり
市町の歯周病検診（健康増進事業）に係る調査結果について (PDFファイル)(570KB)
●参考：各市町の集計結果
集計結果１（市町別のデータを含む） (Excelファイル)(771KB)
集計結果2（市町別のデータを含む） (Excelファイル)(199KB)
３ その他
その他歯周病に係るページ等を以下に掲載しておりますので、日々の歯科保健行動の参考にしてください。
○全身疾患と口腔ケアに係る歯周病予防啓発チラシ「怖い歯周病」↓↓
「怖い歯周病」チラシ (PDFファイル)(1.16MB)
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