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歯科健診を受診しましょう

印刷用ページを表示する掲載日2016年5月1日

 歯とお口の健康は元気な生活の源です。

 歯と口の健康を保つことは,食事や会話を楽しむなど,豊かな人生を送るための基礎となるものです。

 そのためにも,日ごろから歯のケアを十分に行い,健康なお口の状態を保つことが大切です。セルフ(自己)ケアだけでなく,かかりつけの歯科診療所で定期的に歯科健診を受けてむし歯や歯周病の予防につとめましょう。

 なお,みなさまがお住まいの市町においても,歯科健診を行っているところがあります。詳細は,各市町の歯科保健担当課にお問い合わせください。  

 

歯周病について

気づかないうちに悪化します。

・歯に付着した歯垢・歯石に潜む細菌が原因となり,歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が壊されていく病気です。

・進行すると歯肉が赤く大きく腫れ,歯がぐらついてくるなどの症状が起こり,最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

・むし歯とは違い,痛みがないまま症状が進行するため,重症化してから気づくことが多く,近年,歯を失う原因の第1位は,むし歯ではなく,歯周病にかわっています。

・統計によると,30歳代から進行した歯周病の罹患率が高くなり,40歳代後半からはっきりとした症状(歯が抜ける 等)が出てきます。 また,20歳代の若い方でも70%以上が歯肉に何らかの所見があるという結果が出ています。

・「歯肉から出血する」「歯肉が赤く腫れている」「歯肉がやせてきた」「口臭が気になる」・・・こんな症状があれば歯周病の危険信号です。

全身の健康にも影響を与えます。

 歯周病は,単なる「歯」だけの問題にとどまりません。歯と歯ぐきが健康でないと食べる楽しみが減ってしまいます。また,胃腸障害や肩こり,頭痛,心臓や肝臓に炎症を起こすなど,全身の病気の引き金になることもあります。

・歯周病が悪影響を及ぼすと言われている病気など
 糖尿病,心臓病,肺炎,早産・低体重児出産

・歯の喪失が悪影響を及ぼすと言われている病気など
 骨粗しょう症,肥満,認知症

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