研究員ブログ「ななつかのひとりごと」
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・地域のシンボル「赤い屋根のサイロ」(2025年5月1日)
・和牛子牛の誕生(2025年4月11日)
・七塚原記念館の改修工事完了(2025年3月31日)
地域のシンボル「赤い屋根のサイロ」(2025年5月1日)
「庄原市」の道路標識には、桜・牛・ポプラ並木・赤い屋根のサイロ(牧草を発酵・貯蔵する施設)が描かれており、125年の歴史を持つ当センターを連想させます。
このたび、七塚原の特色ある風景を未来へつなげていくため、しょうばら・学びのまちづくり委員会主催のクラウドファンディングにより、老朽化したサイロの補修、塗装が行われました。
これからも地域の方々とともに、皆さまから愛され続ける風景を守り、地域の魅力創出、発信に貢献していきたいと思います。
5月5日は、第58回目となる「春の七塚原 写生大会」が開催されます(参加費無料・雨天決行)。ぜひこの機会に当センターを訪れ、七塚原の豊かな自然風景、愛らしい動物(牛、羊)たち、そして庄原市のシンボルの1つである「赤い屋根のサイロ」をご覧ください。
写生大会のお問い合わせは、庄原市東自治振興センター(大会事務局)へお願いします。
▲当センター近くにある庄原市の道路標識
▲ポプラ並木から赤い屋根のサイロが見えます
▲サイロの近くの壁に説明があるのでチェックしてみてください
和牛子牛の誕生(2025年4月11日)
桜が満開を迎えたころ、和牛子牛が生まれました。お母さん牛は出産経験のある牛です。無事に出産を終え、母子ともに元気な様子に、職員一同 安心しました。
七塚原記念館の改修工事完了(2025年3月31日)
広島県道442号線(県立広島大学庄原キャンパスとつながる道)から当センターを見ると、時代を感じさせる木造洋館があります。その建物が「七塚原記念館」です。
1909年に建設され、66年間にわたって事務所として使用されました。その後、建物の保存を望む声があり、1977年に地域住民の協力により「七塚原記念館」に改称し、現在の形を維持しています。
この度、老朽化した外壁の改修工事が行われ、壁の一部や窓枠などがきれいな木材になり、ブリキ屋根の塗装や雨どいが新しくなりました。
記念館の中には、明治時代以降の牧畜農に関する資料や民具が保管されています。
建物の老朽化にともない内部の一般公開はしていませんが、貴重な資料を保管している記念館を、これからも少しずつ修繕していき、大切に守っていきます。