医療機関等における感染症版BCPの策定について
印刷用ページを表示する掲載日2025年12月3日
- 新型インフルエンザ等によるパンデミックが発生した場合、限られた人的・物的資源の中で、診療やサービスの提供を継続することが求められますが、広範かつ長期間に渡る感染症事案へ対応することとなるため、地域のほぼ全ての施設の業務に影響が及びます。
- このため、自施設が地域の中でどのような役割(最低限必要な重要な業務)が求められているかを理解したうえで、業務を継続していくことが必要です。その場合に平時から備えておくべきものがBCPで、全ての医療機関等がBCPを策定し、感染症発生時に備えることが求められます。
新型インフルエンザ等診療(業務)継続計画(BCP)
- 国は、平成25(2013)年6月、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、新型インフルエンザ等対策政府行動計画を策定し、本政府行動計画において、医療機関の役割として、診療(業務)継続計画(Business Continuity Plan、 以下「BCP」と略)を策定し、地域の医療連携体制の整備を進めるとともに、新型インフルエンザ等が発生した場合は、BCPに基づき医療を提供するよう努めることとされました。政府行動計画等 (内閣感染症危機管理統括庁ホームページ)
- 広島県は、広島県感染症予防計画及び広島県新型インフルエンザ等対策行動計画で、医療機関の重要な役割として、診療(業務)継続計画の策定を挙げており、特に、感染症法に基づく医療措置協定を締結した医療機関については、可能な限り早期にBCP策定を目指すこととしています。

医療機関等における、BCPの策定支援について
診療継続計画(BCP)策定のための手順書
広島県地域保健対策協議会において、平時における新型インフルエンザ等への対応力を強化するため、BCPの策定に当たっての具体的な手順及び作成したBCPの活用方法等を示した手順書が策定されました。
手順書及びひな形を活用して、策定していただくようお願いします。
新型インフルエンザ等対応版 診療継続計画(BCP)策定のための手順書(広島県地域保健対策協議会ホームページ)
| 項目 | 見出し | ページ |
|---|---|---|
| 全体版 (PDFファイル)(2.21MB) | ||
| 表紙・目次 | 表紙・目次 | 表紙・目次 (PDFファイル)(755KB) |
| 1 新型インフルエンザ等対応用診療継続計画(BCP)の作成について |
(1)背景・経緯 |
1~5ページ (PDFファイル)(987KB) |
| 2 BCP策定手順 | (1)事前準備編 (2)BCP策定編 (3)BCP活用編 (4)BCP応用編 |
6~20ページ (PDFファイル)(1.52MB) |
| 3 参考資料 |
(1)感染症対応BCPの策定に活用できる公表資料
|
(別冊資料) |
新型インフルエンザ等実地訓練
広島県では、新型コロナ対応を検証することにより、実効性のある地域における医療提供体制の整備及び新型インフルエンザ等に対応できるBCP作成に資する実地訓練として、「新型インフルエンザ等実地訓練」を実施しています。
ぜひ、訓練への参加をお願いします。
感染症対応人材の養成に関する研修・訓練について
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