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サッカースタジアムの検討

印刷用ページを表示する掲載日2021年1月25日
サッカースタジアムは,新たな広島のシンボルとして広域的な集客効果を高めることやサッカーを通じた地域交流や国際交流を促進することなどにより,県全体の活性化につながることが期待される施設であることから,広島市,広島商工会議所,(株)サンフレッチェ広島及び(公財)広島県サッカー協会とともに,検討を行っています。

<検討の経緯>

平成25年1月21日

(公財)広島県サッカー協会等が,広島県,広島市及び広島商工会議所に対して,サッカースタジアム建設早期実現のため約37万件の署名が集まった旨を報告

平成25年6月6日

サッカースタジアム検討協議会(以下「検討協議会」という。)を設置

【事務局】 (公財)広島県サッカー協会
 ※ 広島県,広島市及び広島商工会議所は,事務局の運営の支援

検討協議会の開催状況は,以下のとおり。

平成26年12月19日

検討協議会が,広島県知事,広島市長,広島商工会議所会頭及び(公財)広島県サッカー協会会長の4者に対して,「広島にふさわしいサッカースタジアムについて(提言)」を手交

【提言の概要】
広島にふさわしいサッカースタジアムについて,用地条件,環境条件などの11項目の評価,市民アンケート等を踏まえ,候補地の優位性や課題等を整理しながら議論を進め,「旧広島市民球場跡地」と「広島みなと公園」の2箇所を候補地とするもの。

平成27年1月13日

広島県知事,広島市長,広島商工会議所会頭及び(公財)広島県サッカー協会会長の4者による会談を開催し,次のとおり合意

(1) 候補地の絞り込み及び事業主体

 広島県,広島市及び広島商工会議所で構成するサッカースタジアム実務者検証作業部会(以下「作業部会」という。)を設置し,約半年を目途に,作業部会で候補地の絞り込みや事業主体を先行して検討した上で,広島県知事,広島市長及び広島商工会議所会頭の3者による会談でこれらを決定する。

 【候補地の絞り込み作業を3者で行う理由】

 (公財)広島県サッカー協会会長から,「県サッカー協会は,サッカースタジアム建設を要望している団体であるため,候補地が決定するまでは検討メンバーから外れる。」旨の発言があったことから,候補地の絞り込み作業は3者で行うこととした。

(2) 資金調達方法及び事業スキーム

 候補地の絞り込み後,資金調達の方法や事業スキームなどの検証を行い,その結果を踏まえて,平成27年度内に再度会談を開催して一定の方向性を出す。

平成27年7月22日

広島県知事,広島市長及び広島商工会議所会頭の3者による会談を開催し,次のとおり合意

(1) 候補地の絞り込み

 旧広島市民球場跡地は,多機能化や複合開発,スタジアムの規模等に課題があり,広島みなと公園は,Mice施設の併設やまちづくりの観点から優位とするが,宇品地区を中心とした物流拠点に対する交通対策などの交通課題の解決ができていない状況で,最終的な候補地の決定は困難である。今後は,候補地の絞り込みに向けた交通課題の解決策などの検討を進めていく。

(2) 事業主体

 概算事業費,資金調達,運営方法など含めた事業性の判断を行うための実現可能性調査などが必要であり,今後は,専門家に意見を聴くなどの検討を行った上で,作業部会においての検証を進めていく必要がある。そうした検証結果を踏まえ,再度会談で協議を行う。

(3) 今後のスケジュール

 広島みなと公園が優位ということであるが,候補地の決定に向けた最終的な検証作業として宇品地区の交通課題の課題解決に向けた検討を行うとともに,事業主体や役割分担の決定に向けた資金調達,事業スキームを検討するための実現可能性調査など,継続して作業部会で調査・検証を進め,その結果を基に,今年度内に再度会談を開催し一定の方向性を出す。

平成28年2月16日

作業部会が,宇品地区の交通課題の解決策に関する検討状況を公表

平成28年2月19日

作業部会が,サッカースタジアムの実現可能性調査の実施状況を公表

【調査内容】

2箇所の候補地における概算事業費,管理運営経費等

平成28年3月3日

株式会社サンフレッチェ広島の久保允誉代表取締役会長が,サッカースタジアムの建設地を旧広島市民球場跡地とする「Hiroshima Peace Memorial Stadium」(仮)の建設案を発表

平成28年3月8日

作業部会が,サンフレッチェ広島の建設案について,周辺建築物の取扱いなど確認したい事項に対する回答をサンフレッチェ広島に依頼

以降,作業部会とサンフレッチェ広島との間で継続的にやりとりを実施

サッカースタジアム実務者検証作業部会とサンフレッチェ広島とのやりとり

平成28年3月29日

サッカースタジアムの検討に係る広島県知事,広島市長及び広島商工会議所会頭の3者による会談の延期について共同コメントを発表

【会談を延期する理由】

(1) サンフレッチェ広島の建設案について,確認作業や意見交換ができなかったこと

(2) 広島みなと公園に建設することとした場合の物流機能への影響に関する港湾関係者の懸念の解消が必要であること

平成28年4月20日

作業部会が,サッカースタジアムの実現可能性調査の詳細を公表

平成28年5月13日

サンフレッチェ広島の久保会長が,「Hiroshima Peace Memorial Stadium(仮)スタジアムの詳細について」を発表

平成28年6月3日

サンフレッチェ広島の久保会長が,「Hiroshima Peace Memorial Stadium(仮)の実現可能性について」を発表

平成28年8月10日

広島県知事,広島市長,広島商工会議所会頭とサンフレッチェ広島の久保会長の4者による意見交換(1回目)を実施

【要旨】

○ 会頭からは,次のような意見・提案があった。

・ 3者で優位としたみなと公園については,本所が設置している「部会」を通じて意見聴取を行っているが,交通問題に起因する産業への悪影響が懸念されるなど,経済界で意見がまとまっていない状況である。また,観客のアクセス性の問題などから最大の利用者であるサンフレッチェ広島が難色を示している。
・ 旧球場跡地は,広島市が既に活用方策を策定しており,本所においても,おおむね広島市の活用方策に沿った内容の「跡地活用策の基本的な考え方」を常議員会で承認いただいている。
・ どちらの候補地にも難があり,今の状態では前に進めないが,サッカースタジアム建設については,機運が高まっているうちに目処をつけたい。そのため,その他の候補地についても再検討してはどうか。

○ 知事からは,これまでの検討協議会での経緯や結果は尊重する必要があるので,検討協議会での議論との整合性が取れるその他の候補地があり得るのか,改めて考えてみたいといった意向が示された。

○ 広島市長からは,旧球場跡地については,既に広島市が平成27年1月に空間づくりのイメージ図を公表しており,この度のオバマ大統領の歴史的な訪問により,一層その重要度が増しているとの意見があった。その上で,今回の4者の意見交換により,検討協議会において2つの候補地に絞り込みを行ったときから状況が変わっていることが確認できたことから,検討協議会の議論を改めて確認したいとの意向が示された。

○ 久保会長は,旧球場跡地がベストとの考えは変わらないとの意見であったが,それぞれで候補地を再検討していくことについては同意した。

【合意事項】

(1) 新たなサッカー専用スタジアムの整備に向け,引き続き努力を行うことについて出席者全員が一致した。

(2) 検討協議会で候補地が2箇所に絞られたが,そこでは県,広島市,商工会議所,サンフレッチェ広島が納得する結論を出すことは難しいため,今後,その他の候補地の再検討も含めて,県・広島市・商工会議所とサンフレッチェ広島がそれぞれ検討し,再度,早急に4者の意見交換の場を持ち,その上で方向性を打ち出すこととした。

平成28年9月14日

広島県知事,広島市長,広島商工会議所会頭とサンフレッチェ広島の久保会長の4者による意見交換(2回目)を実施

【要旨】

○ 冒頭,前回の宿題となっていたその他の候補地の検討結果について,3者とサンフレッチェ広島の双方が報告を行った。

○ 3者からは,検討協議会の議論の経過も踏まえて検討した結果,3つの最終候補地の1つであった中央公園広場をその他の候補地として検討することを提案した。

○ サンフレッチェ広島からは,旧球場跡地がベストであるが,中央公園広場であれば,アクセス性も良く,その他の候補地として加えるとすれば,中央公園広場が適当であるとの提案があった。

【合意事項】

(1) 新しいサッカースタジアムは,県・広島市・商工会議所・サンフレッチェ広島の4者が協力して整備に向けて取り組んでいく。

(2) 建設候補地は,現在の二つを残しつつ,検討協議会の議論の経過も踏まえ,中央公園広場をその他の候補地として,4者が協力して検討することについて合意する。

(3) 県・広島市・商工会議所の3者は,中央公園全体のあり方も視野に入れつつ,中央公園広場に新スタジアムを整備できるかどうか,また,整備するとした場合の騒音対策や観客・車の動線のあり方など,周辺地域を含めたまちづくり対策も含めて,早急に検討していく。

(4) サンフレッチェ広島は,中央公園広場が候補地となった場合の課題を早急に検討していく。

(5) その検討結果を踏まえ,再度,4者の意見交換の場を持ち協議する。

平成29年1月24日

作業部会が,「基町の明日を考える会」の会合に出席し,騒音,渋滞,違法駐車,地元居住環境への影響,広場利用者への影響などに関する「広島市中央公園へのサッカースタジアム建設候補地撤回申し入れ書及び質問書」を受領

【基町の明日を考える会】
基町地区社会福祉協議会,基町連合自治会の役員等で構成


以降,作業部会と「基町の明日を考える会」との間で継続的にやりとりを実施

サッカースタジアム実務者検証作業部会と「基町の明日を考える会」とのやりとり

平成29年12月1日

作業部会が,サッカースタジアムに係る各建設候補地の比較を公表

平成30年6月24日

県,広島市,広島商工会議所が「基町地区住民説明会」を開催し、基町地区の将来を見据えたまちづくりとサッカースタジアムについて説明

平成30年9月18日~平成30年10月2日

広島県,広島市,広島商工会議所が基町地区で個別説明会を計6回開催し,基町地区の将来を見据えたまちづくりとサッカースタジアムについて説明

 

平成31年2月6日

広島県知事,広島市長,広島商工会議所会頭とサンフレッチェ広島の久保会長の4者による意見交換を実施

令和元年5月30日

広島県知事,広島市長,広島商工会議所会頭の3者による会談を開催し,「サッカースタジアム建設の基本方針」を策定

令和2年1月30日

サッカースタジアム建設推進会議を開催し,「中央公園サッカースタジアム(仮称)基本計画(素案)」をとりまとめ

令和2年3月30日

サッカースタジアム建設推進会議を開催し,「中央公園サッカースタジアム(仮称)基本計画」を策定

令和3年1月25日

サッカースタジアム建設推進会議を開催し,意見交換を実施

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