令和6年度(第42回)土砂災害防止「全国の集い」in広島を開催しました
開催状況
開会式典

報告
本年1月1日に発生した令和6年能登半島地震における土砂災害の発生状況や対応状況等について、山越隆雄国土交通省砂防計画課地震・火山砂防室長から報告をいただきました。
特別講演
「土砂災害がふるさとを襲った後の世界を生きていく」と題し、作家の稲田幸久氏からご講演をいただきました。稲田氏は広島市安佐南区八木のご出身で、広島県安芸高田市職員として勤務されておられましたが、平成26年8月20日の広島土砂災害や、平成30年7月豪雨災害を経て、作家に転身されました。
特別講演では、平成26年の土砂災害の際、住宅地に流れ込んだ土砂により破壊され変わり果てた故郷の姿を目の当たりにし、かつて同じ時間を過ごした同級生が命を落としたという現実に直面する中で、生き残った側の人間であるとの意識が芽生え、今後どのように生きていくべきかを考えた結果として作家への転身を決意されたことや、どのような思いで創作活動を続けておられるのか、等についてご紹介いただきました。
稲田氏からは、いつどこで土砂災害がおきても不思議ではない中、身近で甚大な災害が起きた後に自分はどのように生きていくのだろうか、ということを考えるきっかけにしていただきたい、とのメッセージがありました。
パネルディスカッション
「繰り返される土砂災害との闘い~土砂災害の歴史や社会情勢の変化を踏まえた今後の取り組みを考える~」をテーマに、「広島の土砂災害の歴史と実態」「広島の土砂災害を踏まえた行政、住民の取り組み」「広島の土砂災害の経験・教訓を全国に展開」の3部構成でパネルディスカッションを行いました。
現地研修会
開催日
開催場所
主催
参加者数
配布資料
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