※ 令和2年度の養成研修(第1回から第6回)は,新型コロナウィルス感染拡大の現状から,国立長寿医療研究センターが実施は困難と判断し,中止となりました。
1 目的
広島県では,認知症のある人の診療に習熟し,かかりつけ医への助言や支援を行うとともに,専門医療機関や地域包括支援センターなどとの連携の推進役となる「認知症サポート医」を,広島県医師会と連携して,国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターが実施する研修により養成しています。
2 研修内容
かかりつけ医に対する認知症対応力向上研修の企画立案に必要な知識及び効果的な教育技術
地域における認知症高齢者の人を支えるために必要な介護分野の知識,地域医師会・地域包括支援センターなどの関係機関との連携づくり並びに連携を推進するために必要な知識・技術
【研修内容とタイムスケジュール】
時間 |
内 容 |
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第1回 ~ 第6回 |
1日目 13時00分~19時00分 |
「認知症サポート医の役割(1)」(講義) 「認知症サポート医の役割(2)」(講義) 「診断・治療の知識」(講義・演習) 「ケアマネジメント・連携の知識1」(講義・演習) |
2日目 9時00分~11時45分 |
「認知症サポート医の役割」(DVD視聴) 「ケアマネジメント・連携の知識2」(講義) 「グループワーク」(演習) |
3 研修対象者
原則として,広島県内の医療機関などに勤務する医師であって,地域において認知症の診療に携わり,かつ,研修修了後,県・市町や県医師会が実施する事業への協力,県・市町のホームページへの氏名などの公表及び地域包括支援センター,県医師会への情報提供について,同意した者
4 認知症サポート医の役割
かかりつけ医の認知症診断などに関する相談・アドバイザー役となるほか,ほかの認知症サポート医との連携体制の構築
各地域医師会と地域包括支援センターとの連携づくりへの協力
かかりつけ医を対象とした認知症対応力の向上を図るための研修の企画立案及び講師
5 研修会場など
開催日 ・ 開催場所 |
定員(名) |
申込期限 |
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第1回 東京都 |
令和2年8月22日(土曜日)~8月23日(日曜日) ベルサール新宿セントラルパーク (東京都新宿区西新宿6-13-1 新宿セントラルパークシティ内) |
350 |
6月22日 (月曜日) 中止 |
第2回 愛知県 |
令和2年8月29日(土曜日)~8月30日(日曜日) 名古屋コンベンションホール 3F (愛知県名古屋市中村区平池町4-60-12 グローバルゲート) |
200 |
6月29日 (月曜日) 中止 |
第3回 北海道 |
令和2年9月26日(土曜日)~9月27日(日曜日) TKPガーデンシティ札幌駅前 (北海道札幌市中央区北2条西2丁目19番) |
100 |
7月20日 (月曜日) 中止 |
第4回 福岡県 |
令和2年10月10日(土曜日)~10月11日(日曜日) 福岡ファッションビル (福岡県福岡市博多区博多駅前2-10-19) |
200 |
7月27日 (月曜日) 中止 |
第5回 大阪府 |
令和2年11月14日(土曜日)~11月15日(日曜日) ザ・コスモホール (大阪府大阪市住之江区南港北1-7-50) |
300 |
8月31日 (月曜日) 中止 |
第6回 東京都 |
令和3年1月16日(土曜日)~1月17日(日曜日) ベルサール半蔵門 (東京都千代田区麹町1-6-4) |
350 |
10月26日 (月曜日) 中止 |
6 研修費用など
研修費用については,受講者負担となります。
研修費用 50,000円(消費税込) ※別に研修会場までの交通費,宿泊費が必要となります。
支払方法 研修修了後,国立長寿医療研究センターから送付される請求書により,請求書に定める期限までにお支払いください。
7 受講決定・修了証書の交付など
国立長寿医療研究センターへの受講申込みに当たっては,県が地域における認知症サポート医の配置状況や年齢などを考慮し,推薦順位を付します。
受講の決定は国立長寿医療研究センターが行い,県が通知します。
本研修修了者に対しては,国立長寿医療研究センター総長から修了証書が交付されます。
かかりつけ医などからの相談の利便を図るため,県及び市町のホームページに認知症サポート医の氏名などを掲載します。
8 受講申込
「受講申込書」をダウンロードして必要事項を記入し,Faxにより申し込んでください。
確認のため,Fax送信後は申込先に電話連絡してください。
9 お申し込み・お問い合わせ先
広島県 地域包括ケア・高齢者支援課 認知症介護支援グループ
電話 082-513-3201(ダイヤルイン) Fax 082-502-8744
10 その他
国立長寿医療研究センターが新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大の推移を見極め,場合によっては中止または定員を減少させる可能性があります。