生桑振興会は,地域生活の要であるガソリンスタンドと日用品店舗が閉鎖されるに当たり,地域住民が経営を引き継ぎいだ「ふれあい市」を開設しました。
今回,石油製品(灯油・軽油)や日用品の配達のための車両を導入し,地域住民の生活を支援する取組を行われています。
※生桑振興会の取組は,平成24年度に全国過疎地域自立促進連盟会長賞を受賞しています。
詳しくは県HPの関連ページをご覧ください。
4日,『ふれあい市』がリニューアルオープンしました!
地域から,惣菜等の充実等を求める声が多く出ていたため,大手コンビニ事業者と連携し,
応えていこうとするものです。
これにより,商品の一括仕入れが可能となったほか,単身者向けの惣菜や,季節企画商品など,
多種多様な商品を揃えることができました。
この日も多くのお客さんが買い物に来られました。
自治振興会の役員さんは,
「買い物に来て,色んな人との会話も楽しんで欲しい。」
と仰ってました。
『ふれあい市』は,地域の方々の交流の場にもなっています。
今後,地元野菜の販売も検討されているようです。
地域が運営する店舗 『ふれあい市』 は,これからも進化していきそうです。
地域運営店舗の「ふれあい市」は,ガソリンスタンドと日用品店舗が併設しています。
メイン道路に面した側がガソリンスタンド。その背面に店舗があります。
この日,「ふれあい市」はリニューアル前の売りつくしセールでした。
多くの方が店舗で買い物やお喋りを楽しまれていました。
「ふれあい市」のリニューアルは,弁当類や酒類の充実を求める声に応じるために行われるとのこと。
リニューアルオープンは4月4日です。
こちらが導入した車両。軽油用と灯油用の2台です。
日用品の配達はまだ本格稼動しておらず,ひとまずは,
便があればついでに持って行くという,付随サービス的な運営に留まっているそうです。
「家で配送を待つのではなく,できれば店舗に来ていろいろな人と会話を楽しんで欲しい」という
ジレンマも少々あるとのこと。
今後は,日用品等の配送の本格稼動や,
他地域交流も視野に入れた地場産野菜の集荷供給なども検討されています。
「ふれあい市」は,まだまだ進化しそうです。
地域の生活環境を守った結果,近々2世帯が地域に移住されるそうです。
会長さんが嬉しそうに教えてくれました。