東広島・安芸バイパス
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一般国道2号 東広島・安芸バイパス
大阪市から北九州市を結ぶ国道2号は、西日本の大動脈として、地域の産業や社会活動などを支える大きな役割を果たしています。このうち、東広島市~広島市間の国道2号では、慢性的な交通渋滞の発生に加え、幅員の狭くカーブや勾配が急な区間を含むため、交通事故等により、一時的に通行止めが発生している状況があるにも関わらず、替わる迂回路がありませんでした。
こうしたことを踏まえ、東広島市八本松町から安芸郡海田町に至る延長17.3kmの東広島バイパス及び安芸バイパスの整備が国土交通省において進められ、令和5年3月19日に全線開通(暫定2車線)しました。
交通・規制情報
東広島・安芸バイパスの現在の情報については、下記をご参照ください。
道路交通情報について
道路の概要
計画
起終点 |
起点:広島県広島市安芸区上瀬野町上瀬野
終点:広島県安芸郡海田町南堀川町
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計画延長 |
専用部:9.6km
平面部:1.7km
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道路規格 |
専用部:第1種第3級(設計速度80km/h)
平面部:第4種第1級(設計速度60km/h)
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車線数 |
専用部:4車線(暫定2車線供用)
平面部:4車線(暫定2車線供用)
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起終点 |
起点:広島県東広島市八本松宗吉
終点:広島県広島市安芸区上瀬野町上瀬野
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計画延長 | 専用部:7.7km |
道路規格 | 専用部:第1種第3級(設計速度80km/h) |
車線数 | 専用部:4車線(暫定2車線供用) |
整備経緯
昭和49年4月 | 都市計画決定 |
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昭和50年度 | 東広島バイパス事業化 |
平成5年度 | 海田ランプ工事着手 |
平成6年12月 | 地域高規格道路の路線指定 |
平成7年度 | 安芸バイパス事業化 |
平成8年8月 | 都市計画変更(自動車専用道路へ変更) |
平成8年10月 | 平面部〔(県)矢野海田線〕開通 |
平成10年9月 | 海田ランプ開通 |
平成17年4月 | (主)志和インター線関連区間(L=0.75km)開通 |
平成18年3月 | 中野IC~海田東IC開通 |
平成26年3月 | 瀬野西IC~中野IC開通 |
令和5年3月19日 |
海田西IC~海田東IC開通
瀬野西IC~八本松西IC開通
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路線概要図
東広島・安芸バイパスの詳細な情報は、こちらをご参照ください。
広島国道事務所HP【東広島・安芸バイパス】
整備効果・利用状況
期待される整備効果
東広島・安芸バイパスの整備により、下記の効果が期待されています。
並行する国道2号等の渋滞緩和
東広島・安芸バイパスの開通により、並行する国道2号の渋滞緩和や交通事故の削減が期待されます。交通がスムーズになることにより、東広島市役所と広島市役所間の移動時間が約30分短縮され、渋滞の緩和が期待されます。
工業製品等を輸送する際の定時性確保に寄与
東広島市には大手自動車メーカーの関連事業所が集積しており、広島市の完成自動車工場への部品輸送を日々行っています。東広島・安芸バイパス開通により輸送時間が短縮され、生産活動の効率化が期待されます。
観光周遊促進や,各地域の観光活性化に寄与
広島市や廿日市市には全国を代表する観光施設が多く立地しており、東広島市には新たな観光拠点となる道の駅「西条のん太の酒蔵」が立地しました。東広島・安芸バイパスは観光周遊促進や、各地域の観光活性化に寄与します。
災害時・救急搬送時の緊急路機能
豪雨などの影響で高速道路が通行止めとなった場合、国道2号に交通が集中して渋滞が発生していましたが、東広島・安芸バイパスが代替路として機能します。広島市方面から広島空港へのアクセス強化・空港利用促進なども期待されます。
利用状況
全線開通1か月後の利用状況
国道2号東広島・安芸バイパス全線開通 1か月後の利用状況をお知らせします。 ~交通が転換し渋滞が緩和しています~【広島国道事務所記者発表資料】
東広島・安芸バイパス開通記念式典等について
開通記念式典
令和5年3月19日(日曜日)に海田中学校で開通記念式典が開催されました。当日の様子は以下のリンクをご参照ください。
記念イベント
開通に先立って、令和5年3月12日(日曜日)に、東広島・安芸バイパス全線開通記念イベント実行委員会(広島市・東広島市・海田町)が、瀬野東IC付近、八本松西IC付近、海田東IC付近の合計3会場で、全線開通記念ウォーキングイベントを開催しました。
その他
東広島・安芸バイパスに関するお問い合わせ先
国土交通省中国地方整備局 広島国道事務所
電話番号(代表) :(082)281-4131
ホームページアドレス:http://www.cgr.mlit.go.jp/hirokoku/
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