14時30分,一般国道2号東広島バイパス・安芸バイパス開通式典に出席しました。
東広島・安芸バイパスが念願であった全線開通の運びとなり,多大な御尽力を賜りました斉藤国土交通大臣をはじめ,国会議員の先生方,並びに,国土交通省や沿線市町,工事関係者の皆様,また,格別の御理解と御協力を賜りました地元関係者の皆様に,心より感謝を申し上げます。
東広島・安芸バイパスは,広島都市圏の東部地区における幹線道路ネットワークを形成し,渋滞緩和や広島空港,広島港など物流拠点へのアクセス強化を図る上で極めて重要な道路です。
特に広島空港へのアクセスルートにおいては,山陽自動車道を経由する高速ルート,JR山陽本線と併せてトリプルウェイに位置付けており,この度の全線開通により,空港アクセスの定時性や代替機能が格段に向上するものと考えております。
平成30年7月豪雨災害では,山陽自動車道や国道2号の現道が寸断される中,一部区間で供用を開始していた東広島バイパスが人流・物流の確保に大きな役割を果たしたことは記憶に新しいところであり,このたびの全線開通により,山陽自動車道を含めた重層的なリダンダンシーが構築され,安定的で円滑な交通の確保が図られるものと考えております。
今後とも,国や市町等と連携しながら県内経済の発展や地域の活性化に繋がる,国道2号バイパスをはじめとした幹線道路の整備による広域道路ネットワークの形成を進めてまいります。