路網整備に係る「生産基盤強化区域」の設定について
「生産基盤強化区域」の設定
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国土保全や水源のかん養,地球温暖化防止等,森林の多面的機能を持続的に発揮していくためには,間伐等の森林整備を推進していく必要があります。特に,森林整備の基盤となる路網については,戦後造成した人工林が本格的な主伐期を迎える中で,林道、林業専用道,森林作業道を適切に組み合わせたネットワークを形成していくことが重要となっています。
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このような中,林野庁は,路網を優先的に整備すべき区域を明らかにし,路網等の生産基盤を重点的に整備する区域として,各都道府県において,「生産基盤強化区域」を設定することを定めました。
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このため,広島県では,林野庁の通知に定められた基準に基づき,旧市町村等の区域を一つのまとまりとして,「生産基盤強化区域」を設定しました。
- 今般設定した「生産基盤強化区域」は,次表のとおりです。
- 本県では,「生産基盤強化区域」に設定した区域ついて,重点的に路網を整備することで,効率的・効果的な森林整備の実施が図れるよう支援を行います。
生産基盤強化区域図
生産基盤強化区域と補助事業との関わり
平成29年度国補正予算「合板・製材・集成材生産性向上・品目転換促進対策」や平成30年度国当初予算「林業・木材産業成長産業化促進対策」における路網(林業専用道(規格相当),森林作業道)の整備、間伐材の生産については,「生産基盤強化区域」内で実施することが採択要件となっています。
参考資料
路網整備に係る生産基盤強化区域の設定について(平成30年度2月1日付け29林整整第713号林野庁長官通知) (PDFファイル)(156KB)
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