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令和7年度チームイノベーション道場in広島(TIES)を開催します。

印刷用ページを表示する掲載日2025年2月26日

目次

1 チームイノベーション道場【略称TIES(タイズ)】とは

 サービス産業の生産性向上を目指す中小事業者が集い、所属や立場を超えた学びの場がチームイノベーション道場(Team Innovation and Empowerment School(略称「TIES(タイズ)※以下「Ties」とする。)です。
 TIESでは、付加価値の向上や新たなサービスの提供など、いわゆるイノベーションを創出するため、現場の社員が、自ら感じ、考え、動く自律的な人間に変わる、自己変革ができる行動変容を持ち、現場感覚での革新的なサービスを次々に自発的に企画・提案・提供できる組織づくりに必要な技法・ノウハウを学びます。業種、年齢、役職、経験、知識など、様々な背景の多様な参加者との討議・対話を通じて、生産性向上に結び付くイノベーションの創出を目指します。
 TIESでは、「学びの場」「実践の場」「持続化の場」に分け、それぞれのテーマに沿ったプログラムを実施します。

2 TIESのサポーター陣

サポーター

 
村上

道場⾧
村上敏也(Toshiya Murakami)
金沢工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科
教授・博士(経営学)

学生時代から複数のITベンチャーにて奔走し、技術担当役員などを経て、
慶應ビジネススクール修了(DBA/MBA)。東京工科大学、多摩大学、立教大学の非常勤講師、
県立広島大学准教授を経て現職。人材育成による活き活きとした地域経済の革新を通じて、
現場に働く人々の笑顔を増やし、日本社会の豊かな成熟に貢献する。

岡村

岡村衡一郎(Kouichiro Okamura)
有限会社経営コンサルティングアソシエーション取締役社⾧
/元株式会社スコラ・コンサルトプロセスデザイナー

株式会社船井総合研究所でコンサルティング人生のスタートを切る。
船井総研では個人店・中小企業を地域一番店に導く。松屋珈琲本店、ケーキ屋すわんの
ファクトリーブランドづくりで地域一番店に。その後、株式会社スコラ・コンサルト入社。
商品・サービスを核に大企業や中堅企業の企業風土改革をサポート。パークホテル東京の
イノベーションが伝説となり、朝日新聞一面でも取り上げられる。スコラ・コンサルト取締役を
経て、有限会社経営コンサルティングアソシエーション取締役社⾧に就任。

丸尾

丸尾聰(Akira Maruo)
事業構想大学院大学事業構想研究所副所⾧教授

20代の時、当時日本には珍しかった、経営者へデザイン面から経営サポートをする
コンサルティング会社を起業。大手企業を顧客に急成長したが、労務管理で失敗し、売却。
銀行がコンサルティング会社を創業すると聞き、設立に参画。従来の頭と口だけの指導を否定し、
顧客と汗をかく「ドゥタンク」をコンセプトに立ち上げ。
新規事業の立ち上げや既存事業の立て直しを成功させ、顧客の利益倍増を次々に達成。
利益倍増ノウハウを、地方の中堅企業への適用し、成功。
北海道、北陸などで、経営者塾、後継者塾を開催し、2018年から広島県でも、
経営者や後継者を指導。中小・中堅企業の事業承継問題解決のため、
福岡、大阪、名古屋、仙台に教育拠点を持つ事業構想大学院大学に、
事業承継コースを設立。同コースの責任教員も兼務。​

髙木

高木穣(Yutaka Takaki)
株式会社スコラ・コンサルトプロセスデザイナー

人事制度の策定や研修開発に取り組んだ前職までの経験から、ハード(制度・仕組み)の
改革だけでは人が生きる組織づくりは難しいことを実感。現在は、ソフト面(組織風土)を
重視し、人間の持つ思いや感性を大事にしながら対話できることにこだわる。場の空気を
読んだ振る舞いで安心感を醸成し、自然体で話し合える場を創り出すプロフェッショナル。

野村 野村恭彦(Takahiro Nomura)
Slow Innovation 株式会社代表取締役
金沢工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授・博士(工学)

富士ゼロックス(株)を経て、企業、行政、NPOを横断する社会イノベーションをけん引するため、
株式会社フューチャーズセッションを立ち上げ。渋谷を皮切りに、京都、広島など各地で
「つなげる30人」事業を実施し、イノベーションが連鎖的に生み出されていくネットワークや
場の構築をしている。

 

  

3 シーズン1「学びの場」

プログラム内容

 イノベーション創出や生産性向上を目指す中小企業経営者等が集い、所属や立場を超えた「学びの場」。
イノベーション創出に必要なスキル・知見を習得するとともに、組織全体で自律的に「考える力・聞く力・伝える力」を醸成し、コミュニケーション力を高め、チームワークによる社員創発型の商品・サービスの開発を支援します。
プログラム及び教育手法は、MBA専属講師と、200社以上の企業変革に関わってきた専門家現役の経営者等が中心となって担当し、これまでにない新しい切り口でのスクールを実施します。
 
イノベーションに向けた具体策を考える作戦会議
MBAイノベーション思考 ケースメソッド(※) ビジネスクロストーク
MBA専属講師によるイノベーションの考え方や経営学の基礎を習得する。 具体的なケースを基に、ディスカッションを通じて自社に落とし込み、自律的行動につなげる「考える・聞く・伝える」力を習得する。 企業同士のディスカッションや企業見学を通して、イノベーションを形にするための既存商品・サービスのブラッシュアップ、社員創発型の商品・サービスを考える。
 
専門家による現地伴走支援
学んだ知見やノウハウを活用し、既存商品・サービスのブラッシュアップ、新たな商品・サービスの開発を支援する。(参加者のうち、3社程度を選定)

※ケースメソッドとは、リアルな経営課題の討議を通じて、批判的思考や判断、意思決定、そして行動を引き起こす能力を育成する実践的な経営教育の手法で、1921年にハーバード・ビジネススクールにおいて初めて使用され、現在は世界中のMBA教育で採用されています。

メンター

 村上敏也氏__岡村衝一郎氏
村上敏也 岡村
他にも、TIES修了生がティーチングアシスタントとして参加します。

日時・場所

 
回次 日程 時間 会場
第1回 6月26日(木) 10時00分~16時30分 広島グリーンアリーナ小会議室
第2回 7月18日(金) 10時00分~16時30分 南区民文化センター大会議室A
第3回 8月28日(木) 10時00分~16時30分 広島グリーンアリーナ小会議室
第4回 9月18日(木) 未定 未定(フィールドワーク)
第5回 10月30日(木) 10時00分~16時30分 南区民文化センター大会議室A
第6回 11月27日(木) 10時00分~16時30分 広島グリーンアリーナ小会議室
第7回 12月22日(月) 10時00分~16時30分 広島グリーンアリーナ中会議室
第8回 1月29日(木) 未定 未定(フィールドワーク)
第9回 2月26日(木) 10時00分~16時30分 広島グリーンアリーナ小会議室
第10回 3月16日(月) 10時00分~16時30分 広島グリーンアリーナ小会議室
成果発表会 3月26日(木) 未定 未定

費用

 
人数 費用
参加者1人 165,000円/人
参加者2人 120,000円/人
参加者3人 100,000円/人
4人目以降 50,000円追加/人

対象者

経営者、継承者、経営幹部、現場リーダー等の中間層

申込

申込みフォームはこちら

申込​締切

6月18日(水)

チラシ・HP

チームイノベーション道場シーズン1チラシ (PDFファイル)(1.08MB)

詳細はこちら(タイズHPへ)(TIES修了生が制作した、外部のホームページに遷移します)

 

タイズ タイズ3 タイズ4 タイズ

4 シーズン2「実践の場」

 ​「学びの場」で習得した知見やスキルを活用しながら、様々なフレームワークを組み合わせ生産性向上や新分野進出に向けた具体的な活動を実施していくとともに、さらなるステップアップを図るために必要な知見・スキルを身に付けます。

a事業デザインプログラム

プログラム内容

 商品の利益拡大を達成する4つの切り口(値付け、ターゲット、商品、ビジネスモデル)を学びなおし、自社の利益拡大表現のヒントをつかみます。
 
第1クール 値付け学び直し講座

自社の商品をたくさん売りたいために、やや安めに売る経営者や営業社員が多い。
本来あるべき最も高く売れる価格はいくらか?それでも安く売る必要がある理由は何か?を考える。

第2クール ターゲット学び直し講座

自社の商品をたくさん売りたいために、ターゲットを決めないか、
広めにとる経営者や営業社員が多い。本来、絞り込むターゲットは誰か?
それでも絞らずに売る理由は何か?を考える。

第3クール 商品アイデア講座

自社の商品を早く売りたいために、簡易なアンケートをしたり、
回答者の助言を参考に商品を見直す経営者や営業社員が多い。
本来、商品の検証はどうしたら良いか?
それでも簡易で、助言を参考にして売る理由は何か?を考える。

第4クール ビジネスモデル学び直し講座

自社の商品をたくさん売りたいために、他社と同じビジネスモデルで
売る経営者や営業社員が多い。
本来、自社と顧客がWin・Winになるビジネスモデルは何か?
それでも同じビジネスモデルで売る理由は何か?を考える。

 

講師

 丸尾 聰氏

丸尾

日時・場所

 
クール タイトル 回次 日程 時間 会場

第1クール

値付け学び直し講座 第1回

  6月30日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403
第2回

  7月14日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館402
第3回

  8月  4日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403

第2クール

ターゲット学び直し講座 第1回

  9月  8日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403

第2回

10月  6日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403
第3回

10月27日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403

第3クール

商品アイデア講座 第1回

11月17日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403
第2回

12月  1日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403
第3回

12月23日 (火)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403

第4クール

ビジネスモデル学び直し講座 第1回

  1月19日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403
第2回

  2月  9日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403
第3回

  3月  2日 (月)

13時~17時 YMCA国際文化センター本館403
成果発表会

  3月26日 (木)

未定 未定(広島市内)

対象者

県内中堅・中小企業の経営者・継承者・経営幹部
※但し、次の対象者は除く 
✓業績不振を解消したい企業 ✓個人事業主や家族経営企業 ✓経営コンサルタント企業、個人

募集人数

1クールにつき30名(1社2名まで)
申込多数の場合は、抽選とさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。

受講料

無料※別途テキスト代

申込

※準備中
説明会を開催する予定です。詳細が決まりましたらお知らせします。

申込締切

第1クール:6月13日(金)、第2クール:8月22日(金)、第3クール:10月31日(金)、第4クール:1月5日(月)

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bチームビルディング・現地伴走支援コース

 イノベーションの創出には、企業組織において、社員同士が活発に対話し、アイデアを生み出し、自律的な行動につなげられる組織風土の醸成が求められます。
 この講座では、オフサイトミーティング🄬(※)の手法を活用し、組織風土改革と組織活性化を促進することを目的とし、組織全体のパフォーマンス向上とイノベーションを生み出す風土の実現を目指します。また、ご希望に応じて担当講師が企業に訪問する、現地伴走支援を実施します。
※(株)スコラ・コンサルトの登録商標。「気楽にまじめな話し合い」をする場​

チームビルディング

プログラム内容

チームビルディングの方法をオフサイトミーティングの手法と知識で学習する場。企業内の「関係の質」を変化させるための認識力・改善力向上を目指します。

講師

 高木 穣氏
髙木 ​

日時・場所

 
回次 日程 時間 会場
第1回   8月29日(金) 13時00分~16時00分 未定(広島市内)
第2回   9月29日(月) 13時00分~16時00分 未定(広島市内)
第3回 10月23日(木) 13時00分~16時00分 未定(広島市内)
第4回 11月21日(金) 13時00分~16時00分 未定(広島市内)
第5回 12月16日(火) 13時00分~16時00分 未定(広島市内)
第6回   1月22日(木) 13時00分~16時00分 未定(広島市内)
成果発表会   3月26日(木) 未定 未定(広島市内)

対象者

県内中堅・中小企業等の経営者・継承者・管理職・リーダー候補

募集人数

30名程度(1社あたり5名まで)
申込多数の場合は、抽選とさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。

受講料

無料

申込

申込締切

8月22日(金)
 
1 2 

現地伴走支援

プログラム内容

講師を個社に派遣し、チームビルディングで学んだ知見やノウハウを活用し、社員を巻き込んだチームづくりを支援。
※チームビルディング受講者の中から3社程度を選定

講師

 高木譲氏___岡村衝一郎氏

髙木​ 岡村

回数

6回程度/社(月1回、2時間程度)

場所

申込事業者の事業所

申込条件

「チームビルディング」の参加事業者

募集社数

3社程度

申込

申込締切

8月22日(金)

 

c オープンイノベーション社会実装作戦会議in広島

【令和6年度】メンバー募集説明会を開催しました

令和6年10月に開催した説明会の動画です。引き続き、令和7年度も新メンバーを募集しています。
日程等は、最新の情報をご確認ください。

 

プログラム内容

オープンイノベーションの手法を用いて、自社や自分の社会課題解決プロジェクトを拡げ、社会インパクトを創出するための仲間を探す・社会実装するための、対話と挑戦の場です。
プロジェクトを立ち上げても社会実装までのキャズム(溝)を越えられず活動が減退をしてしまうことや、特に中小企業においては経営資源が限られており個社での取組では限界があることから、『共創』と『持続化』の観点で進めていきます。

講師

 野村恭彦氏__村上敏也氏
野村 村上

日時・カリキュラム・場所

 
回次 日程 時間 テーマ 会場
第1回

6月23日(月)

13時00分~17時00分 準備中 イノベーション・ハブ・ひろしまCamps
第2回

7月16日(水)

13時00分~17時00分 準備中 イノベーション・ハブ・ひろしまCamps
第3回 9月2日(水) 13時00分~17時00分 準備中 イノベーション・ハブ・ひろしまCamps
第4回 9月17日(水) 13時00分~17時00分 準備中 イノベーション・ハブ・ひろしまCamps
第5回 10月7日(火) 13時00分~17時00分 準備中 イノベーション・ハブ・ひろしまCamps
第6回 10月29日(水) 13時00分~17時00分 準備中 イノベーション・ハブ・ひろしまCamps
第7回 11月26日(水) 13時00分~17時00分 準備中 イノベーション・ハブ・ひろしまCamps
第8回 12月19日(金) 13時00分~17時00分 準備中 イノベーション・ハブ・ひろしまCamps
成果発表会 3月26日(木) 未定 未定 未定(広島市内)
 

対象者

社会課題解決をビジネスモデルとして位置付ける企業、個人事業主、NPO、個人の方等

例えば・・

★自分が問題意識を持っている社会課題の解決に向けた取組を実施したい方

★すでに取組は進めているが、活動が拡がらないので何とかしたい方

★共感する他社の取組に参画して、自分の強みを活かして協力したい方 等

受講料

無料

申込

申込はこちら

申込締切

申込は随時受付けています。
最終締切:令和7年12月14日(日)

これまでの創出プロジェクト例

ペットとひとにやさしいまちづくり

発起人:住吉 孝予 株式会社カノン 代表取締役

 2009年に起業し、ペットホテルやトリミングサロンを運営。2018年に「チームイノベーション道場in広島」に参加し、ケースメソッドをつうじた思考方法等を習得。2022年のオープンイノベーション社会実装作戦会議の第1期にも参加し、社会課題解決プロジェクトとして「ペットにやさしいまちづくり」を掲げた。2023年10月に協会を設立し、2024年1月にはペット飼育のマナーに関する普及啓発に加え、愛犬家をターゲットにした新規事業を考える企業などに向けたフォーラムを宮島で開催。ボードメンバーの協力も得ながら、プロジェクトの実装に向けた活動を継続している。

 一般社団法人ペットとひとにやさしいまちづくり協会(外部サイト)

 活動報告(外部サイト)

 1

アップサイクルプロジェクト

中心メンバー:
中井 誠悟 (一社)グラビティ―代表理事、(一社)日本アップサイクル協会代表理事
藤原 研太 (一社)日本アップサイクル協会理事

「チームイノベーション道場in広島」の卒業生が主体となって企画した、「アップサイクルプロジェクト」の実現に向け、社会実装作戦会議の第1期に参加。2023年6月に(一社)日本アップサイクル協会を設立し、「もったいない」を宝物に変える地域連携プラットフォーム「Upcycle Factory」と題し展開する。アップサイクルの手法を取り入れ、付加価値を与えて商品を制作する“モノ”だけではなく、埋もれている・伝えていくべき技術などの“コト”や“ヒト”もアップサイクルのカテゴリーとして考え、地域が連携することによる社会課題の解決を目指す。

 一般社団法人日本アップサイクル協会(外部サイト)

2

6 令和6年度成果共有会を開催しました

令和7年3月25日にチームイノベーション道場in広島シーズン1~3合同の成果共有会を
開催しました。
​受講生の成果発表や講師によるミニ講座、ケースメソッド体験等を実施しました。
表 裏

オープニング・シーズン1動画※準備中

シーズン2-a 新規事業デザインプログラム動画※準備中

シーズン2-b チームビルディング動画※準備中

シーズン3 オープンイノベーション社会実装作戦会議動画※準備中

令和7年度TIES説明・エンディング動画※準備中

 ​お問い合わせ先

Tel:082-513-3355
メール:syochusyo@pref.hiroshima.lg.jp
担当:河相・松浦・山縣
 
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