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HACCPの普及推進について

印刷用ページを表示する掲載日2022年6月29日

HACCP(ハサップ)とは

  • HACCP(ハサップ)とは、食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の危害をあらかじめ分析(Hazard Analysis)し、その結果に基づいて、工程のどの段階でどのような対策を講じれば、より安全な製品を得ることができるかという重要管理点(Critical Control Point)を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理の手法です。
    Haccpによる衛生管理の例
  • この手法は、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関であるコーデックス委員会から発表され、各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。
  • 従来の抜き取り検査による衛生管理に比べ、より効果的に問題のある製品の出荷を未然に防ぐことが可能となるとともに、原因の追及を容易にすることが可能となものです。

HACCPに沿った衛生管理の制度化について

令和3年6月1日から、原則としてすべての食品等事業者の皆様にHACCPに沿った衛生管理に取り組んでいただくことになります。

HACCPに沿った衛生管理

HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書については、厚生労働省のホームページよりご覧いただけます。HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書(厚生労働省ホームページ)

※HACCPに沿った衛生管理に関してのご質問などは,営業所所在地の管轄保健所にお問い合わせください。

その他のHACCPに関する情報について

広島県食品自主衛生管理認証制度

広島県では、HACCPの考え方に基づく一定水準以上の衛生管理を行っている施設を認証する事業を実施し、食品事業者の方の自主的な衛生管理を推進しています

現在、対象業種は次の21業種です。
仲買業者であって「むき身したかき」若しくは「詰合せしたかき」を集荷して詰合せ、他に出荷する事業、菓子製造業(パン)、菓子製造業(和生菓子)、菓子製造業(洋生菓子)、菓子製造業(その他の菓子)、弁当・そうざい製造業(配送・卸売り)、弁当・そうざい製造業(店頭売り)、煮豆・佃煮製造業,加工のり製造業、鶏卵選別包装施設(Gpセンター)、食酢・加工酢製造業、みそ製造業、ソース類製造業(ウスターソース類)、ソース類製造業(その他のソース類)、めん類製造業、ふりかけ類製造業、漬物製造業、かき加工品(冷凍)製造業、食品販売業、食肉販売業、魚介類販売業

認証を受けた施設では、認証対象製品について、認証マークを使用することができます。  
認証マーク

広島県食品自主衛生管理認証制度及び認証施設一覧

HACCPについて(厚生労働省)

HACCPについては、厚生労働省ホームページに掲載されている「手引書」や「Q&A」などの資料を参考としてください。

HACCP(ハサップ)(厚生労働省ホームページ)

研修・学習教材のお知らせ(農林水産省)

農林水産省の補助事業で作成した動画や資料など、HACCPの導入のために役立つ学習教材が掲載されています。

(詳細は農林水産省ホームページをご確認ください。)

研修・学習教材のお知らせ(農林水産省ホームページ)

消費者の方へ

HACCPの考え方は家庭の食中毒予防にも取り入れることができます。
家庭でできる食中毒予防~HACCP方式で実践~ (PDFファイル)(1.02MB)

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