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ソウシチョウ

印刷用ページを表示する掲載日2013年11月18日

sousityou

 <特定外来生物> Leiothrix lutea スズメ目チメドリ科

特徴

全長約13~16cmでスズメ大。

柔らかい口笛に似た音色でさえずります。

よく見かけるところ

落葉広葉樹林などの藪に生息しています。

現状

九州・四国・本州の落葉広葉樹林や常緑広葉樹林に定着し,急激に分布を拡大しています。2000年ころから中国山地でも確認されるようになりました。

県北部の山地を中心に繁殖しますが,冬季は沿岸部でもみられます。

 目撃したら情報をお寄せください

やぶに営巣するため,ウグイスやコルリなどの在来種と競合し,駆逐するおそれがあるといわれています!

ソウシチョウの生息状況を知るためには皆さんの目撃情報がたいへん役に立ちます。皆様からお寄せいただいた情報は,取りまとめてホームページ上で公開するほか,広島県の自然を外来生物から守るための取り組みに活用させていただきます。

 ガビチョウ類(特定外来生物)についても情報をお寄せください!

 日本国内では留鳥として生息し,南東北,関東,中部,鹿児島県を除く九州で見られます。中国地方では,島根県や鳥取県で確認されていますが,県内ではまだ定着していないと考えられています。

 下層植生の発達した低地林に生息します。ツグミ大の大きさで,全体が茶褐色で黒褐色の縦班があります。目の周りにははっきりとした白色部があります。うるさいくらい大きな声で,様々な鳥の鳴きまねを含む複雑な声で鳴きます。

 ソウシチョウ同様,やぶに営巣するため,ウグイスやコルリなどの在来種と競合し,駆逐するおそれがあるといわれています。お寄せいただいたガビチョウの写真は本ホームページで掲載させていただく場合があります!

 情報提供はこちらから

※生き物を見つけに野外に出かけるときはケガのないように気を付けましょう。

※ソウシチョウやガビチョウを捕獲する場合は法令の手続きが必要です。

 特定外来生物とは?

外来生物とは,もともといなかった国や地域に人間によって持ち込まれた生きものです。その中でも,生態系などへの影響が大きい種は法律で「特定外来生物」に指定され,飼育・栽培・運搬・販売などが禁止されています。

 

生態系への被害を防止し,生物多様性を守るため,外来生物の生息情報を集めています!

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