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ハンセン病療養所施設見学バスツアーについて

印刷用ページを表示する掲載日2026年8月31日

令和8年8月5日 ハンセン病療養所施設見学バスツアーに行ってきました。

ハンセン病療養所施設見学バスツアーとは

ハンセン病療養所施設へ行き、実際に建物を見たり、学芸員の話を聞いたりすることで、ハンセン病への理解を深めるため、令和6年度から新たに取組を開始しました。

ハンセン病とは

 ハンセン病とは、「らい菌」に感染することで起こる病気です。
 現代においては感染することも発病することもほぼありませんが、感染し発病すると、手足などの末梢神経が麻ひし、汗が出なくなったり、痛い、熱い、冷たいといった感覚がなくなることがあり、皮ふにさまざまな病的な変化が起こったりします。また治療法がない時代は、体の一部が変形するといった後遺症が残ることがありました。
 かつては「らい病」と呼ばれていましたが、明治6年(1873年)に「らい菌」を発見したノルウェーの医師・ハンセン氏の名前をとって、現在は「ハンセン病」と呼ばれています。 

今回のバスツアーの内容

《訪問先》

国立療養所邑久光明園(住所:岡山県瀬戸内市邑久町虫明6253)

国立療養所長島愛生園(住所:岡山県瀬戸内市邑久町虫明6539)

 

 邑久光明園と長島愛生園の全景写真

《参加者》
参加人数 20名 (男性4名 女性16名)
 (年代別 40歳代2名、50歳代9名、60歳代6名、70歳代1名 (不明2名))

《バスツアーの行程表》

当日の行程

人間回復の橋「邑久長島大橋」
 (昭和63年5月9日に本州と長島を結ぶ橋として開通)

邑久光明園 学芸員の解説付
  ・ 資料館見学(30分)
  ・ 施設建物見学(30分)

長島愛生園 学芸員の解説付
  ・ 歴史館見学(55分)
  ・ でんしょう愛生館見学(55分)
  ・ 学芸員の継承講話(25分)

見学の様子

《邑久光明園》 

 邑久光明園納骨堂 邑久光明園監禁室

 

《長島愛生園》 

 長島愛生園歴史館 長島愛生園海沿い

 

 

終了後のアンケートの結果

アンケート集計グラフ

 

《感想や意見など》 (一部抜粋)
・ハンセン病について、とても理解ができました。これからも同じような事が起こらないように関心を持ちつづけたいです。
・以前から見学、学習したいと思っていました。よい機会をありがとうございました。
・ハンセン病の歴史にふれて、うわさ、思い込みの恐さを感じました。
・胎児等慰霊碑での話は胸が痛みました。
・監禁室、歴史館、説明も興味深くお聞きしました。
・ハンセン病差別の問題が現在も続いているものであることが印象に残った。
・入所者の社会復帰を阻む世間の目は私たち1人1人の目という話、差別偏見を生じさせないために知識と関心を持つことという話が印象に残った。
・学芸員の方のそれぞれに個性のある語りで勉強になりました。
・広島県が県の予算で実施してくださることは、それはそれで意義深いですが、実費をお支払いしてもよいので、このような企画をどんどん実施していただければと思います。
・我々市民も継承する努力をしなくてはいけないと感じました。
・友人・知人にも今日のことは伝えたく思います。
・若い人々にも参加してもらいたいです。
・大学生や中高生など、若い方の参加も増えるといいです。
・1人でも多く見学ツアーに参加して、この事実を知ってほしい。
・現地に行くと印象深い。
・語り部の方のお話が聞きたかった
・長島愛生園でもフィールドワークをしてほしかったです。
・暑くない時期だったら愛生園内も歩いてまわれたでしょうか。そこは少し残念に思いました。
《県として振り返り、感想》
・参加者の要望に応えて、講話の時間を設けた。今後も入所者または学芸員の講話の時間は続けていきたいと考える。
・暑い時期の開催となり、熱中症警戒のため、一部、予定の屋外施設等見学ができなかった。今後開催時期を検討する必要がある。
・事業開始3年目であったが、今年度はツアー募集開始からすぐに申込定員に達し、県民の好反応を窺うことができた。
・今年度は新たに若年層への募集依頼をしたところであったが、若い世代の参加には繋がらなかった。若年層へ繋ぐために、次年度以降のツアーの周知方法等をあらためて検討する必要がある。
・限られた時間の中で2箇所の療養所を訪問するスケジュールではあったが、参加者からの感想を踏まえると、おおむね成功したと考えられる。
・今回のバスツアーの経験や、参加者からの意見を踏まえて、来年度の改善に繋げる。

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