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食品研究交流事業 平成29年度活動報告

印刷用ページを表示する掲載日2017年12月6日

平成29年度は,講演会2回,工場見学会1回を開催しました。
多数ご参加くださり,ありがとうございました。

第1回(講演会:平成29年9月22日開催)

食品ロス削減と賞味期限延長に資するため,国(農林水産省)の取組や各種技術を紹介するとともに,「(仮称)日持ち向上技術勉強会」のご案内を兼ねて,講演会を開催しました。 

参加者:38名

講演内容

食品ロスの削減に向けて ~食べものに,もったいないを,もういちど。~
講師:中国四国農政局経営・事業支援部食品企業課 課長補佐 菅井 剛 氏

世界における食品廃棄の実情を踏まえ,日本における食品ロスの現状,食品ロス削減に向けた国及び民間企業の取組を紹介いただきました。

食品の消費期限と微生物制御技術
講師:広島大学大学院 生物圏科学研究科 教授 中野 宏幸 氏

農産物等の原料処理や加熱・加工処理時における微生物衛生管理技術の全般と食品の消費期限延長について講演いただきました。 

脱酸素剤等を用いた食品の鮮度保持技術について
講師:三菱ガス化学株式会社 岩淵 雄二 氏

三菱ガス化学が提供する脱酸素剤「エージレス®」等の活用方法をご紹介いただきました。

講演の写真1 講演の写真2 講演の写真3

食品工業技術センターからの案内

「(仮称)日持ち向上技術勉強会」のご案内
食品工業技術センター

食品工業技術センターでは,各種日持ち向上剤を最適に組み合わせることにより惣菜の賞味期限を延ばす技術開発を行っており,これを推進するために,県内惣菜企業等を対象とした勉強会の概要説明と参加募集を行いました。

第2回(工場見学会:平成29年11月21日開催)

見学先:丸善製薬株式会社 三次工場(三次市南畑敷町870-32)

三次工場では,植物原料(甘草・ブラックジンジャー・ヒハツ・キラヤ・高麗ニンジン・甜茶・ウーロン茶・黄杞葉など)から水及びアルコールを用いて有効成分を抽出し,濃縮後に必要に応じてカラム等で精製後に,溶液状態で製品化するか,噴霧乾燥等で粉末化して製品化されております。

参加者:21名

当日のスケジュール
時刻 概要
10時00分~10時15分 開会
挨拶
説明:丸善製薬株式会社 三次工場の概要について
10時15分~11時30分 見学
11時30分~12時00分 質疑
12時00分 閉会

第3回(講演会:平成30年3月13日開催)

特別講演では,異業種の県内中小企業の取り組みや,他地域の中小食品企業の事例を発表いただきました。
また,県の担当課から食品分野にかかる県施策(商工,農林,食品衛生)の説明をしました。

参加者:54名

講演内容

広島を元気にする地域中小企業の挑戦
講師:ユニテック工業株式会社 代表取締役 田口 裕司 氏

精力的に事業拡大を進めている中での様々な課題,将来のビジョン(100年継続できる会社を作る),更には,広島県中小企業団体青年会活動を通してのつながり等についてお話いただきました。

地方立地を活かした事例から,持続・発展のモデル化を考察
講師:さんあい技術コンサルタント 代表 正井 慎悟 氏

これまで多くの成功事例や失敗事例を見てこられ,成功するには何が必要かをお話いただきました。
また,全国区での活動経験を基に,企業の持続・発展のヒントを分かり易くご紹介いただきました。

食品企業支援にかかる県の行政施策等の説明
講師:県関係部局職員 

  • 感性モニター制度について(イノベーション推進チーム)
  • 食品関連企業の海外支援展開(海外ビジネス課)
  • 事業承継税制について(経営革新課)
  • ひろしまのブランド化の取組について(ひろしまブランド推進課)
  • 広島県産応援登録制度と6次産業化などについて(販売・連携推進課)
  • HACCPの制度化について(食品衛生生活課)

講演会中の写真1 講演会中の写真2 交流会中

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