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扁平(へんぺい)・原形(げんけい)精白米の定義

印刷用ページを表示する掲載日2021年6月29日

当センターが提案する球形精白米,原形精白米及び扁平精白米の定義について説明します。
扁平・原形精白米を使用した日本酒の特徴については,「きれいなお酒を生み出す扁平・原形精米法について」をご覧ください。

概要

当センターでは,球形精白米,原形精白米及び扁平精白米の定義は,1954年及び1956年の野白喜久雄らの「酒造原料米の精白に関する研究」(醸協, 49,206-210 (1954),醸協,51,550-553 (1956))を参考にしています。

野白らの指数(LW,WT)及びサタケが考案した指数(LT)は,精白米の長さ,幅,厚さを測定し,下記式のとおり3つの原形指数を算出し,各原形指数において,球形,原形,扁平,棒状を判定し,3つの判定結果から精米の形状を判定すると定義しています

なお,野白らの論文は,J-STAGEのホームページで読むことができます。

酒造原料米の精白に関する研究 (第1報)  醸協,49,206-210 (1954)
酒造原料米の精白に関する研究 (第2報)  醸協,51,550-553 (1956)
原形指数の説明図

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