広島県では、大規模団地の整備、流通体制整備による販売力の強化、貯蔵・包装技術の開発による周年出荷体制の確立などにより、レモン栽培を促進しています。
明治31年に始まったとされる広島県のレモン栽培は、令和5年の栽培面積321ha(全国798ha,シェア40%)、生産量4659t(全国9668t,シェア48%)で、日本一の生産量となっています(令和5年産 特産果樹生産動態等調査・果樹品種別生産動向調査(農林水産省)による)。これは、瀬戸内沿岸島しょ部地域の比較的温暖な気候が寒さを嫌うレモンの栽培に適していることを踏まえ、‘適地適作’を励行してきたためです。
観測地点広島の日最低気温(年平均)は、1950年代から図のとおり上昇傾向にあります。このため、これまでレモン栽培が難しかった本土沿岸地域にまで栽培可能地域の拡大が期待されています。
気候変動、特に気温上昇が農作物に悪影響を及ぼす事例は数多く報告されていますが、広島県では気候変動を生産振興へ活かす取り組みを進めます。

(気象庁データより、ひろしま気候変動適応センター作成)
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