広島県では、Teamがん対策ひろしま登録企業と共に、「がん治療と仕事の両立支援」に取り組んでいます。
この度、登録企業の両立支援体制の整備を支援するため、オンラインでセミナーを開催しましたので、内容等をご紹介します。
令和8年3月10日(火曜日) 14時~15時30分
Zoomウェビナーを使用してオンラインで実施
Teamがん対策ひろしま登録企業の代表者、管理職、人事労務担当者 など
(参加者数:46社、67名)
今回のセミナーでは、労働施策総合推進法の改正をはじめ、企業における両立支援のための環境整備などについて解説するとともに、Teamがん対策ひろしま登録企業における両立支援等のがん対策の取組事例を紹介しました。

労働施策総合推進法の改正や治療と仕事の両立支援政策の歩み、就労世代のがん患者数や働きながら通院・治療する方の増加、働き方改革実行計画における位置付けと社会的意義、就業配慮の考え方・具体例・運用ポイント、企業が貴重な人材を失わず事業を継続するメリット、そして医療機関のがん相談支援センターや産業保健総合支援センターの支援内容について紹介いただきました。
また、講演の終わりに、治療と就業の両立支援対策が法改正により努力義務化となるため、今後、「企業姿勢」が問われる時代が到来するといったメッセージをいただきました。
参加企業様には、ぜひ講演内容を社内で共有していただき、自社における取組の参考にしていただければと思います。 広島産業保健総合支援センター(外部サイトにリンク)では、相談対応や社員(患者)と事業場との調整支援、研修等、様々な形で企業における治療と仕事の両立支援をサポートしてもらえます。両立支援の体制整備の進め方や、支援の実践でお困りごとなどがあれば、ぜひご活用ください。
(電話:082-224-1361 URL:https://www.hiroshimas.johas.go.jp/)

Teamがん対策ひろしま登録企業であるオタフクホールディングス株式会社(外部サイトにリンク)では、総務の使命として、ミッションの3本柱のひとつである「社員の健康維持」をテーマに、がん検診受診率100%および所見有りの二次検査の高受診率、こころの健康診断(ストレスチェック)の全社員実施など、社員の健康づくりの取組内容について紹介がありました。当日のテーマである両立支援については、がん罹患や私傷病の社員に対し、様々な働き方への対応や休職後の復職支援を各部署が柔軟に行い、人事・総務がサポートしていることが紹介され、社内外の相談窓口の設置や、検診費用の補助、私傷病休職の補助としてカフェテリアプランの活用についても解説がありました。講演の中では、「定期健康診断等は必ずしも本質的な健康経営につながらない。各種検診は発見と対処のためのものであり、本当の健康経営は予防対策にあるのではないか」といった重要なメッセージが発信されました。
参加企業様の取組推進に向けたヒントにしていただければと思います。
医療の進歩や働く高齢層の増加により、がん等の病気治療をしながら働く方は今後も増加していくと見込まれます。今後も今回のようなセミナーの実施や情報提供等を通して、治療と仕事の両立支援に関する取組を後押しさせていただきますので、企業の皆様に自社における取組推進の参考にしていただければ幸いです。
