県内の小学5年生から中学3年生までの児童・生徒を対象に、子供議員の募集を行い、県内各地から46人が参加しました!
8月23日(土)の子供議会に向けて、2回の勉強会を行い、グループごとに活発に議論を交わしながら提案をまとめました!
はじめに、「広島県議会の役割」について、議会事務局の職員から説明を受けました。議会は、知事が考えた仕事の内容と予算、県の法律といわれる条例など、県政の重要事項について、本当に県民のためになるかどうかを話し合って決めており、知事と議会が車の両輪のような役割を果たしていることを学びました。
6つのグループに分かれて、事前に考えた「10年後の広島県をどのような県にしたいか」ということについて、一人一人が自分の考えを付せんに記入し、発表しました。その後、付せんに記入した内容をもとにみんなで話し合い、提案のテーマを決めました。
テーマに基づいて、実際にどのような提案にするのかを考え、伝えたいことをみんなでまとめながら、次の項目ごとに整理しました。
○ 今どんなことがおこっているのか?
○ だれのために、どのようにしたいのか?
○ それを実現するためには、具体的に何をすれば良いのか?
○ 実現できればどのような良いことがあるのか?
自分で見聞きしたことや事前に調べてきたことをみんなで共有し、整理しました。県の職員や大学生サポーターにも手伝ってもらい、収集したデータをもとに現状・課題を把握し、提案の大枠を決めました。
第1回勉強会で各グループで作成した『作文シート』と、勉強会後に作成した『作文用紙』をもとに、みんなで協力して提案を作成しました。そして、子供議会当日の発表順をみんなで話し合って決め、発表の練習を行いました。
その後、議場見学を行いました。議場は、ふだん、県議会議員と知事や教育長等が、県の予算や計画、事業の進め方などについて議論を行っている場所です。実際に傍聴席からどのように見えるかを確認したり、当日の動きについて説明を受けるなどして、本番に向け気持ちを高めていきました。