9月8日(日)に、広島県と広島県議会の共催で「広島県子供議会」を開催しました!
子供議会の開催前には、子供議員任命式や、県議会議員との交流会が行われました!
県内各地から集まった小学校5年生から中学校3年生までの45名が子供議員に任命されました。
任命式では、子供議員代表者に対して、中本県議会議長から任命書が、沖井県議会副議長から議員バッジが交付されました。
任命式の後、6つのグループに分かれて県議会議員と交流しました。日ごろの議員活動の内容を聞いたり、質問や意見発表をうまく行うコツなどを教わりました。
午後から始まった子供議会では、議場や傍聴席に集まったみなさんから拍手で迎えられて入場しました。そして、議長から子供議会の会期について提案があり、子供議員のみなさんからの「異議なし!」との声で、会期を本日1日とすることに決定しました。
その後、中本議長から「皆さんが、これから行う質問に向けてグループでしっかり話し合い、準備されてきた成果を十分発揮されるよう願っています。」とあいさつがありました。湯崎知事からは「皆さんが、広島県の未来をよりよくしたいとの思いを持ち、参加してくれたことをとてもうれしく思います。広島県のよりよい未来の実現に向けた質問や提案に、私たちも精一杯答弁させていただきます。」とあいさつがありました。
そして、6つのグループごとに全員が登壇し、「10年後の広島県がこうだったらいいのになあ」をテーマに、事前の勉強会でアイデアや意見を出しあい、活発な議論をしながらまとめた質問や提案を、知事や県議会議員の前で発表しました。
〈平和・観光グループ〉 〈くらし・交通グループ〉
〈学校・学びグループ〉 〈地域振興グループ〉
〈福祉・ひとグループ〉 〈防災・環境グループ〉
(子供議会の模様(動画)や、質問や答弁のくわしい内容は、広島県議会ホームページからご覧いただけます。)
子供議員は、みんな大きな声で堂々と発表できました。今日まで、質問・提案をみんなで考え、発表する練習をたくさんして、しっかりと準備をしてきました。
子供議員の広島県をよくしたいという真剣な提案に対して、知事をはじめ、警察本部長、教育長、局長が答弁を行いました。子供議員たちは答弁された内容について、熱心に聞き、しっかりとメモをとっていました。
閉会にあたり、湯崎知事から「皆さんが、広島県のよりよい未来のために様々な視点で課題を分析し、一生懸命考えられた提案はどれも素晴らしかったです。また、本物の議場において発表することはとても緊張されたことと思いますが、そのような中堂々と発言される姿はとても立派でした。今回、子供議会で経験したことを多くの友達と共有し、将来の広島県について、ともに考えていただきたいと思います。私たちも、皆さんの意見を参考に、『広島に生まれ、育ち、住み、働いてよかった』と心から思える広島県の実現に向け、引き続き頑張っていきます。」と、これからの広島県を担う子供議員に激励の言葉をかけられました。
最後に、中本議長から、「議場での立ち振る舞いは立派で、また6つのグループによる様々な分野の提案は、どれも素晴らしい内容でした。子供議員の皆さんは、この子供議会という機会を通じて、様々な地域や学年の人と話し合いをしたり、県議会議員から話を聞いたり、実際に議場で発言したりするなど、本当に貴重な経験をされました。この経験を生かして、今後も様々なことに興味を持ち、チャレンジしてください。そして、将来の広島県をより良い地域とするために、積極的に行動に移していただきたいと思います。」とのお言葉をいただきました。
これをもって、子供議員としての活動は終了しました。
子供議員のみなさん、意欲的に活動に参加していただき、ありがとうございました。
そして、子供議員をサポートしていただいた保護者、学校関係者のみなさん、大学生サポーターのみなさん、ご協力ありがとうございました。子供議員のみなさんが、それぞれの学校や地域で、今回の経験を生かして活躍してくれることを期待しています。
なお、子供議会の模様(動画)や、質問や答弁のくわしい内容は、広島県議会ホームページからご覧いただけます。