コウヨウザンとは
コウヨウザンとは、中国南部原産のヒノキ科の常緑針葉樹で、台湾には変種のランダイスギがあります。
わが国には江戸時代以前から寺社等に植栽されており、(1)成長が旺盛、(2)幹が通直で形質が良好、(3)萌芽更新が可能、(4)材の強度が高い、といった特徴があります。
特に、成長が早いことから早期収穫が見込め、萌芽更新が可能であるため、造林経費の縮減が期待されています。
広島県においては、庄原市に国内最大の造林地(0.63ha)があることから、早生樹として早くから着目し、平成27年度に全国で初めて国から造林事業の補助対象樹種として承認を得た後、翌年度より関係機関と連携し普及を開始しました。
その中で、種子や苗木の生産の推進や造林・保育技術の確立等に取り組んでおり、特に、コウヨウザンはノウサギの食害に遭いやすいことから、ノウサギ被害対策にも重点を置いています。
広島県における取組
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