秋号の推しチーム

中国電力ライシス
- 創立
- 1991年
- 選手数
- 8名(2023年10月)
中国電力によるスポーツ実業団チームの一つ、女子卓球部。創部は1991年で、創部30周年を機に今年度からチーム名が『中国電力ライシス』となり、新たな歴史を刻み始めています。現在は日本卓球リーグ1部に参加しており、2018年には後期日本卓球リーグでチーム悲願の初優勝を果たしました。その初優勝以降も、後期日本卓球リーグでは2021年まで4年連続で優勝を飾っています。

チームOGの伊藤春美監督のもと、主将の成本綾海選手をはじめ計8名の選手が所属するライシス。成本選手は今期のチームについて「戦型の異なる選手が集まっているので、特に団体戦ではその強みを生かしてプレーできると思う」と話します。シーズンも後半を迎えた今、これからの戦い方についてチームの要を担う成本選手に話を聞きました。
イチオシ選手INTERVIEW

成本 綾海 選手
(中国電力ライシス)
1995年3月13日生まれ、岡山県出身。同志社大卒業後、2016年に中国電力女子卓球部(現、中国電力ライシス)に入部。昨年度のシーズンから主将を務める。
多彩な戦型を生かして優勝を目指す

兄と姉の影響で、5歳から卓球を始めました。卓球は身体能力が高ければ試合に勝てるというわけではなく、戦術や技術、心理戦の要素も複合的に影響して勝敗が決まるスポーツです。どんな点差であっても1つのプレーで逆転できる可能性があるので、最後まで何が起こるか分からない競技だというところに選手として魅力やプレーする楽しさを感じています。

今シーズンのチームは戦型が異なる選手が集まっているので、特に団体戦で有利なチームになっていると思います。戦型が多彩な分、練習でもさまざまな対策を考えながら取り組むことができています。主将としては、選手一人ひとりの個性を生かしながらチームを引っ張っていけるよう、コミュニケーションをとることを大切にしています。

今期は、シーズン最初の日本卓球リーグ選手権でシングルスのベスト8にライシスの選手が4人も入り、シングルスの決勝ではライシスの選手同士が戦いました。こうした結果はこれまでになかったことで、間違いなく選手の実力が上がっているということだと思っています。ただ、その後の前期日本リーグと全日本実業団選手権ではどちらも団体戦が2位でした。その悔しさはチームのみんなが感じているので、秋以降のシーズン後半では優勝を目指して頑張ります。
卓球を通して広島を盛り上げたい

「団体戦はもちろん、個人としても実力を上げながらチームを鼓舞できるようなプレーがしたい」と成本選手。また「試合会場では、"試合を見て元気が出たよ"と観客の方に言っていただけてうれしいです。これからも卓球を通して広島を盛り上げていきたいです」とも。成本選手、そしてライシスの選手たちが躍動する白熱の試合をぜひ会場で楽しんでみてください。
試合スケジュール
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後期日本卓球リーグ ホームマッチ
10月5日(木)18:00〜
マエダハウジング東区スポーツセンター -
東京卓球選手権大会 広島選手権
11月23日(木・祝)9:00〜
三原リージョンプラザ
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