推しチーム

イズミメイプルレッズ

創立

1994年

選手数

20名(2022年12月)

1994年に『イズミ女子ハンドボール部』として創部し、2001年に『広島メイプルレッズ』としてクラブチーム化。その後、2019年からはイズミの実業団チーム『イズミメイプルレッズ』として活動を続けているチーム。これまでに7年連続でリーグ優勝を果たすなど、国内の女子ハンドボール界の中でも有数の強豪チームとして知られています。

チームスローガンは、“百万一心”。主将の三橋未来選手をはじめ、20名の選手が一丸となって戦っています。特に今シーズンは若手選手が多いため、ゼロからチームづくりを行いながら戦術も併せて強化。長い歴史を持つメイプルレッズのカラーを守りながら、新しい魅力も築きつつあるチーム。試合ではその勢いを感じられるプレーを多く観ることができます。

ハンドボールの特徴は、走る・投げる・跳ぶといった要素がそろっていること。また、そこから生まれる迫力のあるシュートシーンや攻守のスピード感、選手同士の激しい接触プレーなど、熱量のあるプレーを楽しめるのがハンドボール観戦の魅力です。今回は、3月まで続く日本リーグを熱く戦っているチームから、主将の三橋未来選手を紹介します。

イチオシ選手INTERVIEW

確実な守りと多彩な攻撃がチームの強み

走る・投げる・跳ぶというスポーツの中でも魅力的な要素が備わっているところが、ハンドボールをプレーするうえでの魅力だと感じています。私は他の選手と比べると背が低いですが、それでもできることがたくさんあります。中学・高校とディフェンスをメインに固めてきた基礎を武器に、相手選手の攻撃を防ぐ楽しさを感じながら、負けない気持ちを出して毎試合挑んでいます。

メイプルレッズは、ディフェンスから速攻で点を獲って勝利につなげる姿勢が長い歴史の中で築いてきたチームカラーです。その良い部分をしっかり継続しながら、若手選手が多い今のチームだからこそできる新しいオフェンスのバリエーションにも挑戦しています。誰がどのポジションに入っても多彩な攻撃をしていけることが、今シーズンのチームの強みだと感じています。

日本リーグは終盤戦に入りましたが、ここまでを振り返ると勝ちきれない試合もありました。ディフェンス面では失点を減らし、オフェンス面では今まで以上に確実に点を獲って相手チームとの点差を離せるよう修正して、今後の試合を戦うことがチームの課題です。個人的にはサイドシュートの確率を上げ、主将としても冷静な状況判断でチームに指示を出せるようにしていきたいです。

プレーオフ出場を目指し熱い挑戦を

｢私たちのチームは負けず嫌いが多くて、勝ちたい気持ちが強い。その思いが一つになると、どのチームよりも強くなれる｣と話す三橋選手。今シーズン、ここまで築き上げてきたチーム力をさらに発揮し、目標であるプレーオフ出場に向けて残りのリーグ戦に挑みます。また、チームは2024年新たに発足するプロリーグへ参入予定。ますますイズミメイプルレッズの活躍に目が離せません。

広島横断型スポーツ応援プロジェクトTeam WISH