【解説】
沼隈町の南西部にある草深の南端に「磯新涯」という干拓地がある。福山藩の財政施策として寛文年間(1661~1673)の頃およそ50haの干拓が行われたもので,この際に山南川の川口を堰止め,造成された新涯地への農業用水調整のために造られたのが,草深の唐樋門である。
堤防の東側の一角に,がっしりと石垣を積み上げ,水路に石柱や大きな木の柱によって樋門を組み上げ,巻きろくろによって用水を調整した施設で干拓史の研究上,貴重な産業遺跡である。
名称 | 草深の唐樋門 | |
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よみがな | くさぶかのからひもん | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 福山市沼隈町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和55年1月18日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「福山駅」から「新川線」バスで「千年橋」下車,東へ約300m ○JR「福山駅」から車で35分 |
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関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |