【解説】
常陸の守護であった宍戸氏が,南北朝時代(1333~1572)に安芸国高田郡甲立に移って拠った山城である。毛利氏の郡山城とは4kmを隔てるのみで,毛利,宍戸両氏の争いが絶えなかったが,元就が和平策をとり,その娘を宍戸元源の孫隆家に嫁して以後,この城は毛利氏の東の藩塀として重きをなした。今日残る山城の規模に整ったのはこのころである。城は,南と北側は江の川,本村川を自然の濠となし,西側には深い堀切を設けている。山城全体の大きさに比べて郭の数は多く,東の尾崎丸から西の本丸に至るまで10余郭が配置されている。また郭の間には,石塁,堀切が各所に存する。
名称 | 五龍城跡 | |
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よみがな | ごりゅうじょうあと | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 安芸高田市甲田町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和46年4月30日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「甲立駅」から北西へ約700m | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |