【解説】
貞丸古墳の北上手約20mの位置に,南面して築かれた円墳で,横穴式石室を内部主体とする。石室は羨道(せんどう)部が破壊されており,現存の長さ5.1m,幅2.12m,高さ1.97mで,石室の構造・規模・方向など貞丸古墳に共通するところが多い。内部に組合式(くみあわせしき)家形石棺が安置されていたといわれ,現在貞丸古墳の東にある石碑の台石に家形石棺の蓋が使用され,側石材も大日堂の踏石や墓地に散在する。石棺蓋には,本来六個の縄掛突起を有したものと推定される。石材は凝灰岩で,竜山石製と考えられる。7世紀前半の古墳と推定される。なお,貞丸古墳の南西方200mにある南方神社に,家形石棺の蓋石,底石,長側石などが存在するが,その出土地は明らかでない。
名称 | 貞丸第二号古墳 | |
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よみがな | さだまるだいにごうこふん | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 三原市本郷町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和25年9月16日 | |
構造形式 | 横穴式石室 | |
法量 | 石室/長さ5.1m,幅2.1m,高さ1.97m | |
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「本郷駅」から南西へ約4.5km ○国道2号沿いの南方郵便局から西へ約800m |
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関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
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入館料 | ||
所在地 | ||
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