【解説】
御年代古墳(史跡)の西南約500mの丘陵斜面に南面して築かれた円墳で,横穴式石室を内部主体とする。石室は羨道部が大きく破壊されており,玄室部の長さ4.37~4.93m,幅2.09m,高さ2.15mが残る。しかし,南端の両側の石が柱状に立てられ,それに鴨居状の石がわたされているところからすると,その先は羨道(せんどう)ではなく前室となる可能性もある。玄室内には,長さ2.15m,幅1.15m,高さ60mの凝灰岩製の刳抜式(くりぬきしき)家形石棺の身がおかれている。蓋の所在はあきらかでない。この凝灰岩製家形石棺は,兵庫県高砂市付近に産出する竜山石で,播磨から運びこまれたとみられている。7世紀前半頃の古墳と推定される。
名称 | 貞丸古墳 | |
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よみがな | さだまるこふん | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 三原市本郷町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和24年10月28日 | |
構造形式 | 横穴式石室 | |
法量 | 玄室/奥行4.93m,高さ2.15m, 家形石棺/長さ2.15m,幅1.15m,刳抜式 |
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公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「本郷駅」から南西へ約4.5km ○国道2号沿いの南方郵便局から西へ約800m |
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関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
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入館料 | ||
所在地 | ||
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