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広島県の文化財 - 洞雲寺本正法眼蔵

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【解説】
永正7年(1510)阿波国勝浦(徳島県勝浦郡勝浦町)の桂林寺で,当時桂林寺住持で洞雲寺開山の金岡用兼や桂林寺昌桂首座を中心に,数人の筆者によって写された写本である。金岡用兼の自筆を含んでいる。
正法眼蔵は曹洞宗(そうとうしゅう)開祖・道元の説法・示衆を集大成したもので,大きく分けて75巻・60巻・12巻・28巻の4種が存在する。洞雲寺本正法眼蔵は60巻に属する。
書写時期が奥書によって明らかなものが大部分を占め,かつ平仮名交じりで書いてあるため,道元の撰述当初の本文に近いと見られるものである。
戦国時代前期(16世紀前半)書写の良質の正法眼蔵写本として広く世に知られており,成立事情・由来の明らかな極めて貴重な典籍といえる。

名称 洞雲寺本正法眼蔵
よみがな どううんじぼんしょうほうげんぞう
指定 県指定
種別 重要文化財
種類 典籍
所在地 廿日市市佐方
員数 20冊(60巻)
指定年月日 昭和63年2月18日
構造形式 袋綴
法量 縦25.0cm,横18.5cm,厚さ1.5cm
公開状況 5月8日の「花まつり(通称:とおんじさん)」の時に他の文化財とともに一部を公開
交通案内 ○JR「廿日市駅」から北へ約200m
○広島電鉄「廿日市駅」から北へ約400m
関連施設 名称  
開館時間  
休館日  
入館料  
所在地  
電話番号  
交通案内  

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