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広島県の文化財 - 紙本墨書大般若経(世羅郡世羅町)

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【解説】
南北朝時代の永和3~5年(1377~1379)に備後国三原金剛院開山源恵が願主となり,同寺のために,三原,沼田荘付近の寺院で多数の僧が協力して書写したものであることが奥書によって知られる。書写の場所として三原大智坊,蟇沼寺(ひきぬでら),楽音寺,香根島長善寺等,当時の真言宗寺院の分布状態が知られる。
その後,文明2年(1470)に伊予国越智郡朝倉郷(愛媛県越智郡朝倉村)の神社に奉納されているが,これは小早川氏の所領関係によると考えられる。更に後には再び海を渡り豊田郡舟木村(三原市本郷町)の永福寺の所有になったようで,経典の裏に永正末期(1520年ごろ)から永禄年間(1558~1570)にかけての永福寺等の記事がある。更に三転して永寿寺に入ったのは江戸時代に入ってからである

名称 紙本墨書大般若経
よみがな しほんぼくしょだいはんにゃきょう
指定 県指定
種別 重要文化財
種類 典籍
所在地 世羅郡世羅町
員数 393帖
指定年月日 昭和50年9月19日
構造形式 紙本墨書,折本
法量 縦27.6cm,横11.5cm
公開状況 随時公開
交通案内 ○JR「三原駅」から「甲山行」バスで「田打」下車,西へ1.5km
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所在地  
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