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広島県の文化財 - 版本大般若経(府中市栗柄町)

版本大般若経

【解説】
奈良興福寺で印刷・出版された春日版(かすがばん)大般若経の3櫃600巻である。櫃の銘によって室町時代の応永29年(1422)12月に南宮神社に寄進されたことが分かる。
大般若経の遺品は県内に多いが,600巻が完存しているものは比較的少ない。また,原則どおり200巻ずつ3櫃に納められ,櫃が経巻と同時代のものであるのは更に少なく,貴重である。
神宮寺は,南宮神社の別当寺である。この大般若経と同じ時期に寄進された十六善神像も保存されており,貴重な事例となっている。

名称 版本大般若経
附経櫃3櫃
よみがな はんぼんだいはんにゃきょう
指定 県指定
種別 重要文化財
種類 典籍
所在地 府中市栗柄町
員数 600巻
指定年月日 昭和29年11月11日
構造形式 木版刷り
法量  
公開状況 場所:虚空蔵院(神宮寺)境内 府中神宮寺郷土館
休館日:無休
入館料:一般200円,中学生以下50円
事前に連絡必要(0847-45-5118)
交通案内 ○JR「府中駅」から南東へ約2.2km
○「栗柄方面行」バスで「栗生(くりぶ)農協前」下車,西へ約400m
関連施設 名称  
開館時間  
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入館料  
所在地  
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