【解説】
密教法具の一種である。杵(きね)の形をして,両端に鋭い刃をつけたものを金剛杵(こんごうしょ)といい,もともと武器だったものが象徴化されて,悩みをやぶり,仏性を表わすための法具となった。その中でも矢が湾曲して分岐した鉾(ほこ)の数が三本のものを三鈷杵という。この三鈷は室町時代初期(14世紀前半)の作と推定される。金銅製で,握部は偏平形となる。猪目の突起も著しく,連弁のしぼりも強く,両端の跨(こ)の張りも著しい。時代の特徴をよく表している。
名称 | 金銅製三鈷杵 | |
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よみがな | こんどうせいさんこしょ | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 福山市内海町 | |
員数 | 1口 | |
指定年月日 | 昭和54年3月26日 | |
構造形式 | ||
法量 | 長さ17.5cm | |
公開状況 | 事前に連絡必要(西音寺:084-986-2841) | |
交通案内 | ○JR「福山駅」から「新川線(沼南線)」バスにて「沼隈町役場前」で「内海町線」に乗り換え,「横島農協前」下車,西へ約300m | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
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入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
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