【解説】
室町時代初期(14世紀)の周防(山口県)の刀工・二王清貞(におうきよさだ)の作品で,三原物に近い作風であるが,額内真の倶利伽羅欄間(くりかららんま)透かしの彫り物は二王鍛治独特である。この短刀は,打ちおろしのような健全さを保ち,彫り物も珍しい。
付の拵(こしらえ)も質素で気品のあるみごとな出来ばえで,広島藩抱えの名工,一方堂明政の作品である。もと浅野長訓の所用と伝えられる。
名称 | 短刀 銘清貞 附雲波文合口拵小刀播磨守輝広 |
|
---|---|---|
よみがな | たんとう | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 広島市西区高須 | |
員数 | 1口 | |
指定年月日 | 昭和38年4月27日 | |
構造形式 | 反りなし,鍛え小板目,刃文直刃,小乱れ砂流し金筋入る | |
法量 | 長さ28.5cm | |
公開状況 | 非公開 | |
交通案内 | ||
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |