【解説】
鎌倉時代後半,14世紀頃の製作と推定されている面。仏教行事のひとつ「行道」において使用されていた。
保存状態もよく,本県の歴史と文化を語るうえで貴重な資料である。
菩薩面を演じる役者が冠る木造頭部や,菩薩面に打ち付けられていた皮革製宝冠の残闕をはじめ,行道で用いられていた幡竿付竜頭,●(ふりつづみ),鼓,鼓胴(奚婁けいろう),蓮華なども残されている。
※行道極楽世界の聖衆来迎を現世で演じてみせる仏教行事。「練供養(ねりくよう)」,「迎講(むかえこう)」又は「迎接会(ぎょうじょうえ)」とも呼ばれる。
●は兆の下に鼓
名称 | 木造行道面 附菩薩面頭部1頭,宝冠残闕2枚,幡竿付竜頭1本,鼗1個,鼓1個,鼓胴1個,蓮華1本 |
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よみがな | もくぞうぎょうどうめん | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 彫刻 | |
所在地 | 三原市沼田東町 | |
員数 | 8面菩薩面6面,天童面2面 | |
指定年月日 | 平成15年4月21日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | ||
交通案内 | ○JR「本郷駅」から南西へ約2.2km | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
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入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |