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広島県の文化財 - 木造薬師如来坐像(東広島市西条町)(1)

木造薬師如来坐像

【解説】
平安時代後期(11~12世紀)の作。国分寺の薬師堂に安置される。一木造のいわゆる丈六像と言われる巨像である。顔の長さは47cmとかなり大きく,螺髪(らほつ)は切り込み式に仕上げ,肉髻が見られる。額には白毫を嵌(は)め,目を木眼につくる。耳は長大で耳朶は貫孔につくる。唇は引き締まり,面相は雄渾に見える。頸には三道を表わしている。平安時代末期の源平の戦い(1184~1185)の時に火災にあい,その後修理が行われたが,江戸時代の宝暦9年(1759)再び火災にあい,その痕を留めている。
※肉髻(にっけい)…仏の姿を表す三十二面相の一つで頭頂の髷(まげ)の形をした部分
※白毫(びゃくごう)…仏の姿を表す三十二面相の一つで仏の眉間にあって光を放つという

名称 木造薬師如来坐像
よみがな もくぞうやくしにょらいざぞう
指定 県指定
種別 重要文化財
種類 彫刻
所在地 東広島市西条町
員数 1躯
指定年月日 昭和60年3月14日
構造形式 一木造
法量 像高130cm,膝張り100cm
公開状況 常時公開
交通案内 ○JR「西条駅」から北東へ約700m
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