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広島県の文化財 - 木造二十八部衆立像

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【解説】
棲真寺(せいしんじ)は現在は小さな寺であるが,承久元年(1219)土肥実平・遠平父子が,源頼朝の娘であり遠平の妻であったと伝えられる妙仏尼の菩提のために建立したという小早川氏ゆかりの寺である。
二十八部衆像は檜製の玉眼入りで彩色されており,小型ながら木目を生かした写実的な入念の作で,28躯が完存していないのが惜しまれる。鎌倉時代(1192~1332)の作である。
なお現存するのは,密迹金剛力士(みつしゃこんごうりきし),摩醯首羅王(まけいしゅらおう),金毘羅王(こんぴらおう),満善車王(まんぜんしゃおう),帝釈天(たいしゃくてん),毘楼博叉天王(びるばくしゃてんのう),金色孔雀王(こんじきくじゃくおう),散旨大将(さんしたいしょう),沙迦羅龍王(さからりゅうおう),阿修羅王(あしゅらおう),乾闥婆王(けんだつばおう),迦楼羅王(かるらおう),大梵天王(だいぼんてんのう)の13躯である。

名称 木造二十八部衆立像
よみがな もくぞうにじゅうはちぶしゅうりゅうぞう
指定 県指定
種別 重要文化財
種類 彫刻
所在地 三原市大和町
員数 13躯
指定年月日 昭和38年11月4日
構造形式 檜材,寄木造,玉眼,彩色
法量 像高48~52cm
公開状況

場所:棲真寺(三原市大和町平坂2033)
時間:9時~17時,拝観料:200円

交通案内 ○道の駅「よがんす白竜」そばの翔竜橋を渡り,向用倉農業公園経由で約8km
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