【解説】
不動院の楼門にある檜材,玉眼入りの像で,阿形像の像内背板の墨書銘によると,両像とも大願主は円妙房阿闍梨(あじゃり)快賢,仏師は性智房らで,永仁2年(1294)の作であることを伝えている。更に阿形頭部耳後の矧目(はぎめ)に墨書があり,正保2年(1645)に芸州藩主が仏師善助をして,仁王像の両眼を補修したことも記している。鎌倉時代(1192~1332)の在銘の仁王像は全国でも数少なく,時代相をあらわす雄健な作品である。
名称 | 木造仁王立像 像内に永仁弐年の銘あり |
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よみがな | もくぞうにおうりゅうぞう | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 彫刻 | |
所在地 | 広島市東区牛田新町 | |
員数 | 2躯 | |
指定年月日 | 昭和38年4月27日 | |
構造形式 | 檜材,寄木造,玉眼 | |
法量 | 像高282cm | |
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○アストラムライン「不動院駅」下車,東へ約300m ○「広島バスセンター」又はJR「広島駅」から「戸坂・高陽方面行」バスで「不動院」下車,東へ約300m |
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