【解説】
鎌倉時代中期(13世紀)の作。方形の三区画に分けられ,中央に不動明王,周囲に四大明王や四天王などを描いている。
仁王経曼荼羅とは,国家人民の安穏を目的とする「仁王経法」という修法の本尊である。息災,増益,敬愛,調伏(ちょうふく)など四種の修法を行うときに懸けられていた。
この図は息災法用で,山口県神上寺に伝わる図の原本を写したと考えられている。
名称 | 絹本著色仁王経曼荼羅 | |
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よみがな | けんぽんちゃくしょくにおうきょうまんだら | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 絵画 | |
所在地 | 尾道市東久保町 | |
員数 | 1張 | |
指定年月日 | 昭和62年3月30日 | |
構造形式 | 絹本著色,軸装 | |
法量 | 縦161cm,横128.5cm | |
公開状況 | 浄土寺宝物館(0848-37-2361)に展示(展示替えにより見学できない場合あり) 時間:8時30分~17時,※入館希望者は浄土寺に申込 入館料:400円 |
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交通案内 | ○JR「尾道駅」から「尾道市内本線東行」バスで「浄土寺下」下車 | |
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