【解説】
江戸時代の文政11年(1828)大坂住吉神社を勧請して建立された。拝殿は天保4年(1833)の造営である。御手洗町の南部,波止(はと)のたもとに位置し,御手洗外港の整備にあわせて大坂鴻池家の寄進により建立された。
小規模ながら本殿・瑞垣・門が完備した本格的な住吉造社殿である。
住吉造の社殿は全国的にも少なく,江戸時代後期(18世紀後半~19世紀前半)の貴重な資料となっている。
御手洗は瀬戸内を代表する港町のひとつである。江戸時代前期(17世紀)に町が形成されて以来,沖乗り航路の中継地として栄えた。
名称 | 住吉神社本殿・瑞垣及び門 附覆屋1棟 幣殿1棟 棟札3枚 |
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よみがな | すみよしじんじゃほんでん・みずがきおよびもん | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 呉市豊町 | |
員数 | 2棟1条 | |
指定年月日 | 平成8年9月30日 | |
構造形式 | 本殿/桁行一間,梁間一間,住吉造,檜皮葺 門/一間冠木門,板葺 瑞垣/短辺3.64m,長辺4.99m,剣頭板塀 |
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法量 | ||
公開状況 | 外観は常時公開 | |
交通案内 | ○大長港から約1km | |
関連施設 | 名称 | |
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入館料 | ||
所在地 | ||
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