【解説】
石段上に建つ四脚門である。慶長19年(1614)再建だが,現在の山門の建築材は新旧二様に分かれ,再建以前の門の部材が使われている。慶長19年のものと思われるのは建物の上半部である斗●(ときょう),軒,屋根などであり,軸部材である腹長押(はらなげし),台輪,方立(ほうたて)などは,材質や技法などから室町時代(1333~1572年)のものと思われる。
●は木へんに共
名称 | 明王院山門 | |
---|---|---|
よみがな | みょうおういんさんもん | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 福山市草戸町 | |
員数 | 1棟 | |
指定年月日 | 昭和30年3月30日 | |
構造形式 | 桁行4.58m,梁間3.71m,四脚門,切妻造,本瓦葺 | |
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「福山駅」から「尾道方面行」バスで,国道2号線沿いの「神島橋」下車,芦田川沿いに約800m南下すると明王院着。芦田川土手から西側の山裾に五重塔が見える。 | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |